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和書 554118 (178)



博物学の巨人 アンリ・ファーブル (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今まで無かった視点からの、ファーブル先生の生い立ちや、あまり知られていなかった、日本語訳者のことなど、大変興味深いこと満載でした。
特に、大杉栄が訳していたなど、私にはちょっと驚きです。
そのほか、当時のフランスの生活様式などにもふれられており、絶対お薦めの一冊です。
これを読めば、あなたも立派なファーブル通ですよ。




僕の叔父さん 網野善彦 (集英社新書)
販売元: 集英社

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私にとって、中沢著作は、広い学識をうかがわせ、テーマ性、メッセージ性ともに共感しながらも、時にその独特な論理の展開についていけない場面が多かった。しかし、この本は、異様なテンションながらも、非常に明晰かつ彼の「知」のルーツを知る上でのエッセンスに詰まっている。網野善彦との交流の中で、彼の思索のコアが形成されていく様子が感じられて、いままでのかれの著作の流れのようなものを見通すことができたといっても過言ではない。特に、皇国史観や天皇制に関する網野とのやり取りは、非常に示唆深く、権力社会と精神世界との緊張関係のようなものが見事に考察されている。網野史学の背景を知る上でも、「切れば血が出るような」鮮度をもって、より具体的に映像が迫ってくる感じだ。

心なしか、この本を書きあげた後の中沢の著作は、原点回帰したのか、シンプルかつクリアな筆致で、どれもメッセージ性が高く、今までの著作から一つステージを上がった感じがする。
網野と中沢の大きな知的水脈が重なりあって、大きな流れとなりつつあるのかもしれない。今後の彼の著作に期待したい。




小説・新撰組 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ソニーを踏み台にした男たち (集英社文庫)
販売元: 集英社

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自己勝手な理由でソニーを辞めた男たちの姿を「劇画風」に描いた
この作品はお薦めできない。一読すると生涯に残る業績を残した風
に見えるも実際は人から誉められるほどのことではない感想を抱い
た。




鋼の女―最後の瞽女・小林ハル (集英社文庫)
販売元: 集英社

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水上勉さんの小説に『はなれ瞽女おりん』という、映画化もされた有名な作品があります。瞽女仲間というのは盲目の女性のみの自助組織にして旅生活をするので、正規の瞽女たちの戒律や生活はとても厳しく、とりわけ性に関しては、目の見えないことで強姦されて、という場合でも、本人の不注意ということで破門にされました。

生後百日、そこひの後遺症で失明した小林ハルさんは、9歳で家を出て長岡の瞽女屋敷に弟子入りして以来、そうやって“落ちる”ことなく、最後まで瞽女として生き抜いた不羈の人です。73歳でひっそりと廃業して特別老人ホームに入ったのですが、その直前にマスコミに取り上げられて、「最後の瞽女」として注目を浴びることになります。

本著では、その厳しい人生と凛とした人となりが、下重暁子さんの取材を通じて浮き彫りにされていきます。一貫して感じるのは下重暁子さんの小林ハルさんへの敬意でしょう。

90歳を過ぎてハルさんはますます美しい、と、取材を重ねながら下重さんは繰り返しています。掟の厳しい瞽女は、その一方では、芸人として人を逸らさず、実は性的魅力も必要な職業でもあり、二律背反の大変な生活だったはずです。

瞽女や伝統芸能にそれほど関心のない人にも、仲間内での軋轢を生き抜き、見える人達への不信感や周囲の人々への報われない思いにもじっと耐え、それでもすねたり意地悪くなったりすることのなかった女性のライフヒストリーには、きっと心打つものを感じることでしょう。

「誰もなんもしてくれる人いねくなってどうする」と厳しかった母親の躾け。「目がみえたらちがうだろうが、何々好きなんて考えらんねえ」。そして、瞽女という自活の道を選んだこと。そのまま忘れられてしまうわけにはいかない生き方であり、本だと思います。





就職しないで社長になる本―“新人類経営者”の優雅なゲリラ戦!
販売元: JICC出版局

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守護聖者―人になれなかった神々 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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キリスト教がヨーロッパの地域で多数派を占める前には、各地にそれぞれアニミズムがあった。それが、キリスト教の広がりにつれて、現地の習俗を取り入れ土着化してゆく。その実態を、守護聖人と言うフシギな存在を通して、説明する。初心者向けに書いてある為、知識としては新たに知る物は少ないかもしれないが、深い洞察に支えられた筆者の分析には感嘆。




守護聖人―聖なる加護と聖人カレンダー (Truth In Fantasy)
販売元: 新紀元社

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良書だと思われます。私は、物書きの真似事をするときに、手頃な資料として使っているのですが、それなりに役に立ってくれます。

また、普通に読み物と用いても面白いです。聖人は、かなり存在するので、知らない逸話やマイナーな人物が、かなり存在するとおもいます。
それに、歴史的な背景も多少書いてあるので、
それらについての知識が増やせるのは間違いないです。
「何月何日がどの聖人の日か?」とか、「この聖人は、どんな職業の守護者なのか?」などを手軽に調べるには便利ですね。

(無論、突っ込んだ情報がほしいときは図書館なりで、その道の文献に当たった方がいいとおもいます)




シュザンヌ・ヴァラドン―その愛と芸術
販売元: 西村書店

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手段と目的―フレスコ画の歴史(白水社アートコレクション)
販売元: 白水社

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