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和書 554118 (250)



挑戦者たちのバイブル
販売元: PHP研究所

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超発明博覧会 幻想メカニックガイド
販売元: エクシードプレス

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挑戦―セメントに賭ける
販売元: セメント新聞社

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散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道
販売元: 新潮社

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クリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」の観たことから、硫黄島の戦闘およびその指揮官であった陸軍中将栗林忠道に興味を持ち本書を購入しました。

勝つことを想定されない硫黄島の戦闘にかり出された2万人余の将兵の命を預かった陸軍中将栗林忠道の、人となりと彼の取った硫黄島防衛戦を、彼の書いた手紙、生存者の証言、および日米の資料から紐解き、現代によみがえらせた秀逸なる一書です。

栗林忠道は自ら自動車を運転してアメリカ大陸横断までやってのけた人物です。アメリカの絶大な国力を骨の髄まで理解していました。そしてその合理性も体得してきました。そして、硫黄島にアメリカ軍が侵攻してくる事になる前から日本軍に勝ち目はないことは重々承知していました。

そのようないかんともしがたい彼我の軍備・兵站の差を前に、いかに戦うかに考えを巡らした結果、彼が取った戦法は地下要塞を築き、あくまでもゲリラ的徹底抗戦を挑むというものでした。それによって
1.一日でも長くアメリカ軍を硫黄島に釘付けにし、東京をはじめとする日本の都市への本格的空襲を一日でも遅らせ、その間の和平交渉に期待をかける
2.硫黄島に於いてアメリカ軍に手痛い一撃を与える事により、アメリカ国民の厭戦気分を喚起し、アメリカ国内での早期終戦機運を高める
事を目指したのです。しかしながら、アメリカ軍の力は知米派であった彼の思惑をも遙かに凌ぐものでした。硫黄島の戦闘と平行して、アメリカ軍は東京への大規模空襲を敢行したのです。その事実を知ったときの彼の落胆は如何ばかりであったでしょう。

もし当時の日本軍中枢部が、冷静にアメリカの絶大な国力と日本の限定的な国力とを比較すれば、到底アメリカと戦端を開くなどと言う暴挙にでるわけはありません。まさに現実を全く認識していないとしか思えない無知蒙昧な日本軍にあって、これほど冷徹に現実を認識し合理的な行動を取った軍人がいたと言うことがまさに希有な存在です。彼はアメリカ軍と戦うと同時に、無知蒙昧な日本軍中枢部とも戦わなければならなかったのです。

栗林忠道の「予は常に諸氏の先頭にあり」の言葉は、どの時代であっても指導者全てが心するべき言葉でしょう。指導者はかくあるべしです。そして同時に、家庭人として妻や幼い子供を思うその心優しさにも心打たれます。軍人として、指導者として、そして家庭人として、まさに鏡と言える人物です。




チーズとうじ虫―16世紀の一粉挽屋の世界像
販売元: みすず書房

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済南(チーナン)賓館物語
販売元: 春秋社

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追憶の作家たち (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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中央公論社の著名な元編集者の回想記。有名作家達の興味深い逸話が多い。西條八十の、身内に起こった不幸への静かな処し方に感銘を受けた。埴谷雄高の章のなかの北杜夫や江藤淳、島尾敏雄の章中の安原顕もすこぶる興味深く描かれている。それにしても、なぜ三島由紀夫はここまで松本清張を嫌ったのだろう。黒澤明より気難しそうな初対面時の石川淳、「死の棘」の夫婦の最期の場面など著者にしか書けない印象的なシーンも多い。自分が思っていたよりも、編集者は作家から大切にされるらしい。編集者にもよるのだろうか。




通辞ロドリゲス―南蛮の冒険者と大航海時代の日本・中国
販売元: 原書房

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束松露香の大正六年日記
販売元: 信濃毎日新聞社

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塚原家の金メダル
販売元: 新潮社

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