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和書 554120 (229)



現代思想の困った人たち
販売元: 王国社

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ほぼ一冊まるごと芹沢俊介への批判と言っていい。
芹沢氏の発言をとりあげながら、まさに微に入り細を穿つという感じで
小浜氏特有の粘っこくバランスのある批判を展開してゆく。
それゆえ、人によっては途中でうんざりしてしまうかもしれないが、
小浜ファンには(ならずとも)彼の持ち味が最もよく出た本として一読の価値があろう。
小浜氏には『男がさばくアグネス論争』という名著があるが、やはり彼のストイックで
レトリカルな表現技法と内に持った情熱は「論争」において、その持ち味を存分に発揮する。
したがって、この本は「芹沢批判」の形を取った、彼の「論争芸(批評芸)」を堪能する本なのである。
声のでかい感情論やレッテル貼りが横行する言論界。真にラディカルな批評の難しさと心地よさを
この本は教えてくれる。




現代思想の50人―構造主義からポストモダンまで
販売元: 青土社

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 辞書を引くようにして使え、便利だと思う。専門家でない人にとって、哲学・思想の本は敷居が高く感じることがあると思う。このジャンルの本は沢山の概念を暗黙のうちに前提にしていることがよくある。その一方でどの本も必ずしも引用・参照元を明示した実証的スタイルであるとは限らない。だから本格的に現代思想を学びたいわけではないけども、読む必要がある、という人にとっては、現代思想の全体像を掴むのは以外に難しい。この本はそういうケースでは、役立つ1冊だと思う。

 一方で、人文社会科学を学んだ人ならば、最も重要な観点を見過ごしていると指摘するかもしれない。翻訳者の推薦とは裏腹に、著者は哲学と社会科学、思想と実社会との関わりについて、単純に興味がない(だからそのような視!点をもっていない)ように見える。客観的、超然とした態度で語り進むその態度が、著者の思想なのかもしれないが、その意味ではこの本は「事典」以上のものではないと思う。




現代思想の焦点―「ジャパノロジー・記号学・深層心理学」批判
販売元: 勁草書房

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現代思想のパフォーマンス
販売元: 松柏社

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現代思想の方法―構造主義=マルクス主義を超えて (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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現代思想の冒険 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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生物の進化はミトコンドリア・ゲノムの解読で解明される。例えば、アフリカゾウは約760万年前にゾウ科から分岐し、マンモスとアジアゾウは約670万年前にゾウ科から分岐したと推定されている。同様に、哲学の進化は思考のゲノムとも言うべき言葉を解読する手法が重要である。なぜなら、進化は幹(とされる言葉の共通了解)だけではなく枝葉(とされる言葉の共通了解)からも起こり得るからである。例えば、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を読むと、著者自身が枝葉を突き進んで更なる進化の巨大な扉を前にしながらも、幹に立ち戻る場面がある。その扉は別の勇者が開くことになるだろう。
本書は、「現象学」の手法によって“現代思想の言葉を共通了解できる”道(i.e. 扉)の存在を解読する実験のように感じた。タイトルに冒険という名が付いたのもそのためであろう。『はじめての現象学』を読んでから本書を読むと、そのことはいっそう明白になる。






現代思想の稜線
販売元: 勁草書房

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現代思想の「練習問題」―キーワードの発見と使用法 (鷲田小彌太「人間哲学」コレクション)
販売元: 彩流社

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現代思想ピープル101 (Handbook of thoughts)
販売元: 新書館

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「一般向きのハンドブック」という割には、内容が難しすぎる。

例えば「アルチュセール」の項。
「彼は、ヘーゲルとマルクスの哲学的差異を、重層的決定を柱にした唯物弁証法と主体なき過程論のなかに見る」などと説明されても、シロウトにはちんぷんかんぷんである。しかも、「重層的決定」なる概念の説明は全く出てこない。

もちろん、項目ごとに著者がちがうので、「出来」の差はあるものの、総じてわかりづらく、入門書というには不親切な本であると言わざるを得ない。




現代思想フォーカス88 (Handbook of thoughts)
販売元: 新書館

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ひとつのトピックに割り当てられるページは、だいたい1〜3ページ。
それにしては、情報密度がやたらと濃い。
普通の本だったら、これで一章書くだろうというテーマを、ぎゅぎゅぎゅとしぼったエッセンスをずらり88個並べたのが、この本である。
適度に読みやすく、難しく、このバランスがちょうどいい。

学問にしても、小説にしても、その根底には現代思想の影響が強くある。
手元にあると、いろいろな本を読むときに便利かもしれない。

目次があいうえお順なので、時代は追いにくい。
むしろレファレンスとしての一冊として。


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