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和書 554120 (253)



元『慰安婦』の証言―五十年の沈黙をやぶって
販売元: 皓星社

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航跡の果てに―新鋭巡洋艦大淀の生涯 (太平洋戦争ノンフィクション)
販売元: 今日の話題社

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構造主義 (図解雑学シリーズ)
販売元: ナツメ社

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人間の理性と歴史の発展という二つの理念を標榜していた西洋近代を批判したという構造主義の重要な役割を筋道だって解説することに集中しているから、構造主義の魅力が学べる。ポスト構造主義以前の所まではとてもよくできていると思う。人間の理性とか歴史の発展はなんだかんだ言っても未だに多くの人に受け入れられていると思う(特に古典派マルクス主義信望者や進歩的知識人たち)。ということで構造主義の重要性は未だに大きいと思われる。本書のポスト構造主義のところは、簡潔過ぎているかもしれない。私はポスト構造主義についてもまったくの素人だから、なんとも言えないが、本書のポスト構造主義の記述には構造からの脱却という自由を得るためになくてはならない理論だといっているように見えた。そこからリベラル派との親和性が生まれているのだと思う。確かにデリダの脱構築やリオタールの大きな物語に対する批判など学問としては興味深いものがあるし、重要な概念であることには変わりない。さらに少数民族の文化復興運動などにも大きく貢献していると思う。しかし中心の不在として多様な価値観を際限なく認めてしまった場合に、果たして他者との円滑な関係を維持できるのかははなはだ疑問であるように思われる。またそもそも構造からの脱却ということ、すなわち人間は自由でなければならないという概念こそが西洋近代に構築された概念で脱構築されるべきなものなのではないかと、下衆の勘ぐりをしてしまった。ということで、ポスト構造主義の部分は少し理解に苦しむし他の本を読まないといけないかも知れないが、それでもこの本はよくできていると思う。




構造主義の歴史〈上〉記号の沃野 1945~1966年
販売元: 国文社

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構造と解釈 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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構造と解釈という概念を、それを論じた著名な哲学者の引用を通して学んでいく優れた解説書です。引用が多いので、手っ取り早く学ぼうと考えている人には向きません。腰を据えて読む本です。




香田証生さんはなぜ殺されたのか
販売元: 新潮社

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2004年10月にイラクで武装集団に捕らえられて殺害された青年の足取りを,旅行者の視点から追う.
まったく無防備で,軽はずみに見えた香田さんの行動は物議をかもした―というよりも,家族をはじめとする関係者は激しいバッシングを浴びた.
本書は意外にも,ニュージーランドのクライストチャーチから始まる.そして,イスラエル,ヨルダンと移動し,同じ旅人としての気持ちを重ね合わせながら,香田さんがイラクに入った理由を考える.著者とはまったく面識のない香田さんの心の動きや行動について記した内容は,一定の事実に基づいた物語と言えるかもしれない.
人騒がせ,無責任―このような言葉が香田さんの行動に投げかけられても良いだろう.しかし,青年の持つ人よりも強い好奇心や,少しでも強い刺激を求める旅行者の気持ちに対する共感の声がもっと聞かれても良かったと思う.
旅好きな人にはうなづいてもらえる内容だと思うし,この事故に対して非難の声ばかりが大きすぎると感じていた人にとっても納得してもらえるものだと思う.ただ,この事件の社会的・政治的背景などを知りたい人にとっては,期待に沿える部分は少ないだろう.




心とは何か (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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ずいぶん古くに書かれた本で、学問が科目に分かれてない頃に、哲学者がすべての科目をひっくるめて、人間の持つもっとも神秘なところを解説している。




死の風景―ヨーロッパ歴史紀行 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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著者が欧州各地を旅しながら歴史の中でのそれぞれの町で発見した死の風景を描写した紀行文。どれもすばらしい。「ヒポクラティスのカルテ」では、医師ヒポクラティスが克明に記したカルテによって、現代の私たちが古代の少女の発病から死まで、医師としてのヒポクラテスの温かい筆致によって追う事ができる。「少女の墓」では、ギリシャの古代の各種の墓碑を読み解き、当時の高い精神性と今と変わらない肉親を喪った者の悲しみを感じることができる(私もこの本を片手に、ギリシャ博物館の古代の墓碑の前で時間を忘れてたたずんだ)。そして、「解剖学とオルガン」は、世界最古の解剖学教室であるイタリア・パドバ大学を訪ねるものであるが、中世人の医学にかける狂気にも近い執念が伝わってくる。
 どの章も、過去の死に対する著者の省察が終わったあと、著者の目に入った太陽の光の中での明るすぎる現代の日常が対比されている。そこで読者は長く暗いトンネルを抜けた後のようにほっとするのであるが、重い死の残照と生の明滅が極めて効果的に語られていると思う。




白きアンガラ河―あるシベリア捕虜収容所の記録 (講談社学術文庫 (671))
販売元: 講談社

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進歩の思想・成熟の思想―21世紀を生きるために (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 倫理学の本です。かなりの部分に突っ込みどころ満載です。
 逐一指摘しようかとも思いましたがかなり徒労に終わりそうなので
少しだけ。
 日本で僧侶、軍人、医者、教師、政治家、ジャーナリストなどのうちで
どれが最も信頼できますか?という質問をしたら「多分、あまりどれも信用
できない」ということになるのではないか、と。
 いや地方での僧侶への信頼はかなり高いんですが・・・・・
 著者は東京出身。
 更に中国知識人との対話では、「共産党はいずれ崩壊します」に対して
執拗にNOを唱える著者。
 かつて義兄広松渉に「日本ではマルクス主義は真理の別名だから、マルクス主義
批判なんていわずに、これが真のマルクス主義だと売り込んだほうが利口だ。」
と諭されたという著者ならではの書物です。


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