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和書 554120 (256)



超人の哲学 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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哲学入門一歩前―モノからコトへ (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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廣松哲学を分かり易く自身が解説した本です。もの・ことを中心に展開されており、非常に引きつけられます。特に物理(量子論)をも展開されているのは非常に示唆に富みます。これは時代を超えた良書です。




哲学の最前線―ハーバードより愛をこめて (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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哲学に関心はあるけれども、難しそうでと敬遠している人、騙された
と思って、最初の一冊として読んでみてください。言葉はどのように
して対象を指示するのか、客観的な真理ってあるんだろうか、こういう
問題がわかりやすく論じられています。全編、会話形式で書かれているのでリラックスして読めます。しかもこれほど読みやすいのにレベル
を落としていないのがすごいと思います。わかりやすいがレベルも
低すぎという本も多くて、読んでも損するだけなのですが、この本は
わかりやすくて高レベルを維持しているので哲学の入門にふさわしい
のです。




哲学の謎 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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平易な言葉で分かりやすい理屈が延々と続く、そんな哲学書です。
1文1文は分かりやすい理屈で、あっという間に読み終えるかも知れません。
その点では『ツチヤ教授の哲学講義』に通じるものがあります。
しかし、考えて納得しながら読もうとすると、前に進めなくなります。
納得するまで自分で考える。
これが哲学で最も大切なことであると同時に、哲学者の名前と学説の暗記の
ために哲学の本を読むのは止めた方がいいよ、という著者の声かもしれません。
この本をきっかけにさらに難しい哲学書を何冊も読んでから、もういちどこの本を
読み返すと別の視点が見えてくるはずです。
逆に言うと、この本だけで考えようとしても限界があると思います。
入門書であると同時に、折に触れて何回も読み返すべき本であると思います。




哲学の歴史―哲学は何を問題にしてきたか (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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新書で哲学史を、ということで依頼されたのでしょうが、普通の哲学史的な叙述を拒否して、問いの歴史として書こうというあたりが非凡なところです。非常に中身が濃く、「新田現象学」の見方が随所に現れています。ただ、理解するにはある程度の基礎知識が必要であり、哲学史を全く知らない人にはむずかしすぎると思います。しかし、多少内容が理解できる人にとっては、何度も読み返すに足るだけの内容があります。




道徳を基礎づける―孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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フランソワ・ジュリアンはキリスト教世界において、神学あるいは形而上学という形で古代から中世まで秩序付けられていた道徳が、18世紀にルソーによって覆されることを示し、次のように述べています。
  「今日、道徳は、どうしようもなく疑わしく見えるのである。なぜなら道徳は、カントが主張したように自由と手を携えるのではなく、抑圧的であるからだ。ニーチェの言い方では「畜群」による専制が問題である。また、マルクスの言い方では、反対に、有産階級による大衆支配が問題であり、さらに、フロイトの言い方では、超自我を通じて文明の感化を受けることから生じる欲求不満が問題である」、と。
そしてこの道徳の問題を考える糸口として、インド=ヨーロッパ言語とはまったく異なる極東の中国の、しかも紀元前4世紀の『孟子』に着目するのです。先に、「立命」の意味を探るために『孟子』の内容に言及しました。そこでは「仁」が問題とされています。私は「仁」とは「温かい心」だと解釈しましたが、この本では「憐れみ」だと表現しています。
 子供が井戸に落ちようとしていると、誰もが手を差し伸べたくなる、と『孟子』には書いてあるのですが、これは東西を問わない感情だということを踏まえ、ルソーが、「蜂蜜物語」(外で一匹の獰猛な獣が母の胸から子供を奪い取るのを目にする囚人という、悲壮な情景)に憐れみを感じた人物は、この出来事に対して「いかなる個人的利害関心」も持っていない、ことを指摘したことを述べています。こうした根源的な心の広がり、「人間らしさ」をルソーは問題にしたわけです。





西田幾多郎の生命哲学 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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いろいろと独自の色づけもなされているが、現代思想研究者による「西田哲学入門」の書物とみてよいと思う。キー・ワードごとに、ほぼ西田の思想・哲学の変遷にそうかたちでその意味するところが説かれている。
著者には無礼になるが、内容をあえておおまかにトレースすれば、「純粋経験」の思考を深めていったのはよいがそれを「自覚」するための空間である「場所」の臨界点としての「絶対無」の位置づけをめぐって行き詰まり、田辺元による批判や自己の徹底的な反省もあって、「行為的直観」という個体に内在しつつ超越しつづけるための生成論的な認識を進化させながら「絶対矛盾的自己同一」というあの有名な世界理解の視点と方法に到達する、といった趣旨である。前半がベルクソン、後半がドゥルーズに近い思考スタイルであるとして対比的に論じられる。
「難解」で知られる西田哲学も大分わかりやすく整理できるようになってきたのだなあ、という感想をもった。日本における思想・哲学研究の発展のたまものか。弟子筋による「共感」的な解読や批判者の攻撃的な読みや用語をあげつらった素人の揶揄のどれとも違う、淡白な西田論でよみやすい。




無限論の教室 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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アキレスと亀のパラドクスなら、竹田せいじがすでに分かりやすく説明されている。




読む哲学事典 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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体系的かつざっくりと学べる哲学の入門書のようなものを探している人にお勧め。あるテーマに沿って、著者の意見や見解が述べられているわけではあるが、全体を通じて網羅されており概観をつかむのには適していると思われる。これが全てでは無いしこれから始まるというスタンスで読んでいただきたい。




私、今、そして神 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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平易な語り口で極めて質の高い哲学的問いに挑む、永井氏の新著。「開闢」とは「私」の事であり、さらに「今」の別称でもある。言葉によって「私」を理解したとたん、「私」はその本質を失ってしまうというパラドキシカルな「私」の構造。或いは、言葉の持つ共通理解という本質的機能が唯一無二の「私」と言う存在の理解を阻むと言う矛盾。永井氏がひねもすたれながす哲学的思索は、私がその言わんとするところを捉まえたと思った瞬間、まさにパラドキシカルな「私」の構造と同じように、私の手から零れ落ちてゆくようだ。かなり難解な問いも含むまれるが、知的誠実さを貫く哲学者永井均氏の最新の思索の痕をたどれる好著だ。小さいながら相当に歯ごたえのある本で、その点心して読まれたい(H19.4.11)。



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