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和書 554120 (335)



新世紀を生き抜くために―私の主体性論
販売元: 文芸社

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新世紀の美徳―ヴァーチャス・リアリティ
販売元: 朝日新聞社

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 時論集としては、かなりの完成度だろう。初めて読んだ宮崎の著書『身捨つるほどの祖国はありや』からして、宮崎が保守派だとか革新派だとか一刀両断の分かりやすい身振りでは捉えられないことを知っていた私には、その側面を補強するものとなった。

 保守派だろうと革新派だろうと、著者は自分にとって論理的に正しいと思えるものに対しては是を言い、その逆には否を言う。単純なようだが、文筆家としては極めて正しい態度を保っている。だから、彼にとって恩人にあたる西部を批判したからといって、保守派層が押すよしりんを批判したからといって、驚くにはあたらない。宮崎にとって、対象に否といいうる論理の欠陥がほころびているだけの話である。だから朝日新聞社が発刊しているからといって朝日新聞を批判しないなどということはない。もちろん初出時に朝日から出ていないものだからなのだろうが、それを修正せずに掲載させるところに、宮崎の戦略的な正しさがあるといえるだろう。

 本書は時論集だけあって、350頁ある厚さを軽がると読めるが、同時に何を言いたいのか掴み難い難点もある。だが、ものを語るとはどこにも拠らず、自分だけに拠って立つことをイメージ的なテーマに置いたことによって、読後の感想には、問題に深く関わりながらも、その問題の賛否のいずれにもおもねらない思考を植え付けられていることと思う。




真相を訴える―ラバウル戦犯弁護人の日記
販売元: 元就出版社

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深層心理の世界―人間性の回復をめざして!
販売元: 潮文社

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潜水艦隊 (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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日本の海軍〈誕生篇〉 (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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日本の海軍〈躍進篇〉 (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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本土防空戦 (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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B−29の出現は大東亜戦争の帰趨を分けたといっても過言ではない。本書は故郷の空を無差別絨毯爆撃から救おうと寡兵ながら敢然と立ち向かった陸海軍航空部隊、高射部隊などの活躍、そして問題点を浮き彫りにした戦闘の記録である。

なぜ戦闘機は甲戦(戦闘機)や乙戦(局地戦闘機)丙戦(夜間戦闘機)などに特化していったのか。高性能な加給器エンジンを搭載し、防弾性能に優れたB−29。これに対抗する手段として機体ごと激突する特攻部隊までが存在したという事実。これだけでもいかにB−29撃墜が困難であるかが理解できよう。特攻という言葉で片付けるのは容易なことだが自己の生命と引き換えに敵機を撃墜する究極の自己犠牲の延長に我々の今日が存在する事を決して忘れてはならないとつくづく感じます。

しかし大国アメリカといえどもやすやすとB−29を開発できた訳ではく、度重なる失敗や困難を乗り越えていることや、民間住宅地への無差別爆撃に反対した司令官(左遷されたが)が存在したことなどなど米国側の記述も多くなかなか興味深かった。

毎度問題となる陸海軍の確執による生産力・戦力の低下、高高度用邀撃戦闘機開発の遅れ、防空意識に欠けた航空部隊、高射部隊の編成や装備の変遷など、本書はいかにして我が国が本土防空戦に負けたかを知ることが出来る一冊といえる。





ミッドウェー (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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夜間戦闘機「月光」 (戦記文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

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