和書 554168 (7)
IRA潜入逆スパイの告白
販売元: ぶんか社
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スパイといえばフィクションではMI6の職員なんかが敵の組織に入って活動をする「公務員」の仕事というイメージがあったが、この著者は子供の時から盗品売買を行い警察には反感さえ持っていた「市民」。
市民がいきなり国家権力からスパイとしてスカウトされることに違和感を覚えるが、これは後半を読めばわかるように、いつでもトカゲのしっぽ切りができるから、というのが理由のようだ。
そんな一般人の彼がIRAに潜り込み、情報を英国公安部に流すことによってテロによって失われるはずだった数々の命を救った目的は、最初は金だったが後では使命感によるとのこと。
確かに、お金だけが目的ならスパイってばれたら拷問を受けたあげく「後頭部からズドン」という生活は続けられませんわな。
スパイ行為がばれ、決死の思いで脱出した後もヒットマンから逃れるため、家族と離れ、名前も身分も変え、各地を転々とする著者に安住の日はやってくるのだろうか。
iモード事件
販売元: 角川書店
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iモードは、今の日本人の生活に欠かせない物の一つ。その開発成功物語が軽妙なタッチで描かれている。開発途中には難しい議論も沢山あったであろうが、そんな難しい話も分かりやすいストーリーとなっている。著者のこの能力が、iモードの開発に十二分に生かされたのであろう。
今から7年以上前に書かれた本だが、プロジェクトの立ち上げや実施の際に参考となることが数多く書かれている。
JAL123便は自衛隊が撃墜した (御巣鷹山ファイル)
販売元: 文芸社
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読み物としては面白いです、陰謀論の小説みたいな感じで。ただ、これが真実を追究した書籍として位置づけられるのだとしたら、自衛隊の人が可哀想になりますね。
KGB 衝撃の秘密工作〈下〉
販売元: ほるぷ出版
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この下巻はどちらかというと戦後の話である。
戦後どのように原爆スパイの工作をしたとか、ベリヤ追放の際に自身の逮捕されたなどの話が中心である。
以前から疑惑の人とされてきた、ハリー・ホプキンスや原爆の父、オッペンハイマー、ソ連スパイ、アルジャーヒスなどの米政府高官の名前が連なる。
2章にかけてベリヤ追放の経緯と自身の獄中生活が書かれてる。
付録として『カチンの森事件』に関する1940年3月5日政治局決定の日本語訳全文等の機密資料が記載されている。
KGB極秘文書は語る―暴かれた国際事件史の真相
販売元: 文藝春秋
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これはソ連の国家保安省、KGBの機密文書から読み解いた各種重大事件の事例集。
訳に関して言えば、訳者の滝沢一郎氏の日本語訳は、機械的な翻訳は無く、非常に読みやすい。
本著作の殆どは日本に関係する事例で、それも仰天するような内容ばかり。
特に、共産党・社会党の秘密資金工作、ソ連の化学実験の章は必見。
「第5章 隠された細菌兵器開発計画」は、欧米では有名な話だが、日本では無視とされてきた事例なので、普通の人は驚くかもしれないが、『これがソ連だ』と感覚的に知るであろう。
L.A.検死官極秘ファイル
販売元: イーストプレス
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ロスで起こった殺人事件に関する事件簿のようなものだ。
検死の際の、わずかなヒントからの謎ときという側面はあまり無く、
事実が、まさに検死ファイルのように語られる。
そして、ショッキングなことに、
本物の惨殺死体の写真が、それぞれ1ページを使って掲載されている。
まず、電車などで読める本ではない。
こういう本を読もうと思った人なのだから、
そういった事実に目を向けることは慣れているかもしれない。
よく考えれば、表紙も生足なのだが、
そういった写真がこの本に掲載されていると予見することは、
難しい。
文章でも、遺体の状態は細かく表現されているので、
あの写真は、いらないかな、と思った。
あの写真があるのであれば、
もう少し、タイトルなりなんなりで、それを予告してほしかった。
『極秘ファイル』では、あまりに陳腐で、曖昧だ。
LAコンフィデンシャル〈上〉
販売元: 文藝春秋
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映画を見て、面白かったので、読みました。
映画は、この作品の面白いところだけを抽出して、うまく編集、演出していたと思います。
しかし、その分、登場人物の裏に隠された過去などが省かれていました。結果、原作の80パーセントのおもしろさ。
大変面白い作品ですが、冒頭から登場人物がなだれのごとく出てくるのと、物語が複雑すぎるので、なかなか話についていくことができません。おそらくこの本だけだったら理解できなかったのではないでしょうか。
読み応えのある警察小説であることは確かです。男たちの確執と友情を見事に描いています。
かつ「悪は栄える」というラストもよかったです。
映画のほうが面白いな、と思う部分もありましたが、総じて読み応えのある力強い作品でした。
LAコンフィデンシャル〈下〉
販売元: 文藝春秋
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映画「LAコンフィデンシャル」を見てこの暗黒のLA4部作を読もうと思ったのですが…。
とてもおもしろかったです。
というか映画を先に見てしまったのを少し後悔です…。
全部読み終わりましたがまたブラックダリアから読もうと思います。
時効40日前の逮捕―殺人犯の逃亡の記録 (Liveral In Media BOOKS)
販売元: リム出版新社
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ドラマのような現実。
追い詰められた末、結果的に犯してしまったことは到底許されることではない。しかしながら、その後の生き方を考えると、殺人という選択肢をとらなくても良かったはず。
追い詰められた時、どこかにほんの少しでも逃げ道があれば。そんなことを考えさせられた本でした。
犯人の掘り下げが少なく、少し内容が平坦だったように思ったので(誤字も多いです)。
Lonely Little Fox―いじめという名の犯罪
販売元: 文芸社
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