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和書 554168 (261)



浮遊する性 (「恋愛」事件)
販売元: 春秋社

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芸能界 (「恋愛」事件)
販売元: 春秋社

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連合赤軍「あさま山荘」事件
販売元: 文藝春秋

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浅間山荘事件に至るまでのよど号ハイジャック事件や警察戦国時代とまで語られる、その他学生運動を含む事件の数々とその関係を知ることができた。また、三島事件にも立ち会っており、本書に書かれた血染めの絨毯の逸話には旋律が走った。

佐々氏の半ば愛らしさが漂う文章は、硬くなりがちな題材にいささか感情移入しながら読めるのでなかなか読みやすい。

あくまで警察側に属した佐々氏の目線であり、その連合赤軍が結成するルーツや学生運動が何故起こったかまでは言及されていない。しかし少なくとも浅間山荘事件の全貌をある側面から知ることができ、事件に興味のある方は一読の価値ありだと思う。




連合赤軍「あさま山荘事件」の真実
販売元: ほおずき書籍

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連合赤軍 少年A
販売元: 新潮社

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 本書は、有名な山岳ベース事件、あさま山荘立てこもり事件に関わった著者の目から、事件を冷静で分析的な文章でつづったものである。
 当時の時代状況のほかに、著者個人の、極端に権威的な父親に対する反発や、その父が軽視していた弱者への共感といった、内面的な動機が語られている。
  
 本書のクライマックスはやはり山岳ベースにおける連続リンチ殺人である。
 被指導者クラスであり、発言権がほとんどなかった著者にとって、連合赤軍の幹部たちの「総括要求」は「ほとんど言いがかりに近い」ものと映り、いつ自分が対象になるかわからない危機感が強くあった。「ものを言えば殺される」という状況において、著者の心が恐怖に閉じていく様子がなまなましく伝わってくる。

 著者の語る通り、幹部である永田洋子や森のメンバーに対する総括要求の基準は、相手が自分に賛同的かどうかという強い偏りがあった印象を受ける。読者の目にも、私情を思想に転化して攻撃性を発揮したとしか思えない言動がある。しかし、山岳ベースにおいては、本人も周囲もそれを意識することができない閉鎖的状況が作られていたのだろうと推察される。
 著者は「あのとき単純に“おれの友達に何をするんだ!”とぶつかっていけば、惨劇は避けられたはずだった」と悔やむが、大義の呪縛はその単純で自然な感情を許さないものだったのかもしれない。

 現代の視点からみれば、なぜ彼らが、こうも激しくイデオロギー的熱狂に駆り立てられ、たやすく高揚感に身を任せてしまうのかと、危うさを感じてしまうが、それにはさまざまな要因があったことがわかる。
 著者は、多くの若者たちにとって政治活動は「卒業していくファッション」だったが、連合赤軍は違ったと語る。
 
「イデオロギー」そのものは一概に悪いとも良いともいえないかもしれない。
 だが、それが個人よりも上位に置かれ、個人の感情から目をそらすものとして利用された時、いかに残酷な事態を引き起こすかを教えてくれるという点において、現代にも通じる重さを持った本だった。
 

なお、著者は長い刑期を終え、現在はボランティアとして環境保全活動に取り組み、多くの成果をあげていると言う。
 本作の最終章に詳細に語られているその活動には、かつての熱狂や対立の空気はなく、著者が少年期から望んでいた宮沢賢治の「でくのぼう」的生き方が反映されていると感じた。





連合赤軍とオウム真理教―日本社会を語る
販売元: 彩流社

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連赤とオウムの比較という観点は面白いと思って買ってみたが、肝心の比較分析は最初の部分だけで、後は警察・公安調査庁や破防法への批判の話ばかり。比較分析も深みがなく、連赤の方がえらいといわんばかり。麻原が「媚薬」を使って洗脳したと何度も出てくるが、「麻薬」の誤りでは?全体に雑な本という印象を受ける。




連合赤軍27年目の証言
販売元: 彩流社

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植垣氏の連赤総括がもっと深められていることを期待したが、ちょっと物足りない内容でした。インタビュー部分の彼の姿勢・考え方は納得できるものが有ったが、後半部分の獄中記は、平板だった。ちょっと物足りない。"兵士たちの連合赤軍"の様な赤裸々な"実録"はもう期待できないかも知れない。 ただ、これからの娑婆での同氏の活躍は期待したい。




連続殺人紳士録
販売元: 中央アート出版社

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連続殺人を犯した人をアルファベット順に年代はごちゃまぜで紹介している。紹介の仕方も皮肉った感じで読み物としては大変おもしろいのだが、一ページに二段の文章を載せる構成のため、たいへん読みづらい。これさえなければ文句なく星五つだった。読み物としては本当に面白い。凄惨な描写や胸の悪くなる描写はなく、あくまでも一歩距離をとった皮肉った書き方。あんまり名前を知らないような人も入っているが、その紹介を読むのも面白い。




ロシアン・マフィア―旧ソ連を乗っ取った略奪者たち
販売元: 文藝春秋

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ロミー・シュナイダー事件
販売元: 集英社

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 この本は、一応「女性記者が書いたフィクション」の体裁を取っているので、厳密にはノンフィクションではないかもしれません。しかし、彼女と親交のあった著者の思い入れが投影された記述は、興味本位の暴露本とは一線を画しています。ミステリーの要素も含み、非常に読み応えがありました。女優としての表の顔と、女性・妻・母として隠した顔の両面、なぜ男性との付き合いに恵まれなかったか・・・「ルートヴィヒ」「夕なぎ」「追想」などのキラキラしたロミー・シュナイダーの笑顔に魅せられた私にとって、かなり衝撃的な内容の本でした。


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