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和書 554168 (265)



「少年A」14歳の肖像
販売元: 新潮社

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 神戸連続児童殺傷事件の少年逮捕から一年後に発表された記事を基に書かれた本です。
 少年の家族や、学校の関係者などから取材して、事件や少年の生い立ちを記してあります。
 親から見た少年像、学校側から見た少年像、そして同級生との会話などが描かれてあり、その像の違いにに驚かされました。
 母親が学校に「しばらくのあいだ休ませようと思います。」と告げに行った際
面会した担任教師と生活指導担当の教師は
 『やっとカウンセリングを受けてくれると思い、ほっとしていた。』
と記されています。
 学校側では、長い間「児童相談所でのカウンセリングが必要な生徒」と認識していたのに対し、
 親は「男の子のことだからそんなに心配しなくてもいいでしょう」というかかりつけの病院の院長のアドバイスを受けて、思い悩まないようにしていた
と書かれています。
 伝説となっていた「教師への暴力」や「教師からの暴力」について「はそういう事実はなかった」ことを取材たうえで掲載されています。
 冷静な文章で読みやすく、納得する事柄が多く記されている本でした。 




「少年A」この子を生んで…―悔恨の手記
販売元: 文藝春秋

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この本を先に読むか、土師氏の著作「淳」を先に読むかは、出会った順でよいだろう。猟奇殺人に興味のある者は、この本を先に読むに違いない。私がそうだったから。
それでもあえて言わせてもらえば、必ず土師氏の著作も読むべきだと思う。そうでなければいけないと思うからだ。そうでないと人として壊れるかもしれない。その意味で二冊を一冊と考える。それは私達がどう言い訳をしても、結局、興味本位の傍観者の垣根を越えられないからだ。だいたい関係者であったならば、それぞれの立場の著作しか読むことが出来ないだろうと思う。
この著作から何か教訓を得て、自分の子育てに参考にしようとは思わない方がよい。特殊な事例は、一般化できない。だから特殊といわれる。いずれにしても重たい著作だ。





「少年A」の告白
販売元: 小学館

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「少年A」で有名な神戸児童連続殺傷事件に興味があって、図書館でたまたまこの本を見たときにそれ関連かなと思って借りました。ーー全然違う本でした。
この本は、弁護士である著者が弁護した少年犯罪のことが書いてあります。
平成生まれの私には、あまりピンとこない事件が多かったのですが、興味深い事例が多かったです。
ただ、事件の内容は、あらましが最初の方に数行にまとまって書かれているだけで、あとは著者と加害者の少年とのエピソード的なものが書いてあります。メインは、事件の内容ではなく、その少年がどんな生い立ちで、どんな性格か、事件後どうなったのかといったものです。
私的には著者はあまり少年たちの心に踏み込めていない気がしますが、どのような子どもが罪を犯すのか、犯したあとどうなるのか、また、弁護士の仕事の内容などに興味がある人にはお勧め出来ると思います。




「少年」事件ブック―居場所のない子どもたち
販売元: 春秋社

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「少年犯罪」の正体 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

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「幇」という生き方―「中国マフィア」日本人首領の手記
販売元: 徳間書店

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真剣に生きようとすればするほど、馬鹿らしくなる国、日本。
そんな、平和ボケの国にも、アウトローは存在します。

中国マフィアの組織で「義」に生きた主人公の手記をモトに、
大切なものを失くしかけている国民に、痛烈な一撃を見舞う力作。

主人公のような生き方を私はしませんが、これから先の人生を少し考えさせられました。

古い表現で、申し訳ありませんが、アウトローの生き方を世に問う宮崎氏の生き方に、共感します。

ただし、難点を言えば、手記に脚色が入りすぎているので、フィックションとして、読めてしまいます。




「彼女たち」の連合赤軍―サブカルチャーと戦後民主主義 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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本書の論点は、けっしてオリジナルではない。いやオリジナルでないからこそ、重要である。本書の内容からいったん離れるが、1970年とは、資本主義の転換の時代であった。そしてそれと対照関係にあった共産圏が、資本主義・消費文化との対抗をめぐって、引き裂かれていく時代だった。文革はそのバックラッシュであり、そしてクライマックスはポルポトの大虐殺だった。規範的な解放理念と、内面からつきあげてくる欲望=消費感覚との軋轢、そこから連合赤軍における「少女」をつきとめようとする本書のアプローチは、解放理念は規範的ながらも、しかし実は個人主義的な理念につきうごかされていた68年の運動全般にあてはまる論点だとおもう。そしてフェミニズムは、この規範・自制・禁欲と、個人主義、欲動肯定なもの、この二つに分裂しつつ展開しているのではないだろうか(よかれあしかれこの二つをつなぎとめているのは、本書にも登場する上野千鶴子である)。
「事件」のあと、後者の欲望肯定が全面化した日本社会は、消費文化=おたく文化が席巻した。いまや解放理念は「嗤い」の対象になりはてた。しかしその末路あらわれたのは、ネオ・リベラリズムにあまりにも免疫がない社会だった。昨今大塚が憲法をはじめとする「理念」を強調するのは、こうした危機感のあらわれからだろう。




「恐怖の館」快楽殺人
販売元: 二見書房

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「懲りない女」の女囚日誌〈PART1〉
販売元: 日新報道

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「懲りない女」の罪と罰―「懲りない女」の女囚日誌〈PART2〉覚醒剤を克服した!涙と苦悩と笑いの奮戦記 (「懲りない女」女囚日誌シリーズ (Part2))
販売元: 日新報道

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