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和書 554190 (313)



世界をゆるがした十日間〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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今読むと、普通にソ連のスパイだろ!という突っ込みができる本です。
一応ルポなので、ところどころ民衆が革命というものを全然わかっていなかった
ことがわかる発言もでてきます。
革命の危険性を説く男に対し機械のように「世界にはブルジョワジーとプロレタリアートしかいないんだ」と
何度も何度も繰り返す労働者・・・。
彼はその後生きながらえることができたのだろうか??




ツアンポー峡谷の謎 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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トゥバ紀行 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 トゥバとはモンゴルの北に1921年から1944年までの23年間だけ存在した独立国で、その後はソビエト・ロシア共和国の自治州となった国です。この国に1929年入国したオーストリア出身の民俗学・考古学者メンヒェン=ヘルフェンの貴重な記録です。
 トゥバ人はテュルク系の言語を話すテュルク系民族ですが、モンゴルの支配を長く受け、宗教もモンゴルの影響からラマ仏教が信仰されていましたが、シャーマニズムも根深く庶民に信仰されていました。
 その後トゥバは、清朝と帝政ロシアが領有権を争い、当初は清朝が支配下に置きましたが、やがて帝政ロシアが領有することになります。ソ連が誕生すると、ソ連の意向の下、一旦トゥバ人民共和国として独立しますが、これは、最終的にロシア共和国に編入させるためのステップに過ぎませんでした。ソ連の強い監視下にあって、外国人の入国が不可能であったその短い独立国期間に、幸運にも入国できた唯一の外国人が著者でした。
 トゥバは、モンゴルの強い影響を受けてはいますが、その基盤にはテュルク系の遊牧文化が残り、トゥバ独自の素朴な文化・社会を形成しています。しかし、人々の暮らしは非常に貧しく過酷な様子が様々記されてます。一方、ソ連による植民地支配の様子も記録されています。例えば列車内で、KGBの工作員がわざと政府を批判する発言を大声で発し、同意するものがいないかと様子を窺いますが、事情を察している乗客達は無視を決め込みます。
 本書は、ソ連という大国の植民地として翻弄され、過酷な状況におかれる少数民族の実態と、社会主義者である著者が、ソ連の帝国主義的植民地主義を世界に告発した貴重なルポルタージュとなっています。
 なお、トゥバは自治州としてロシアに編入されますが、その後自治共和国となり、さらにソ連崩壊後は、ロシア連邦を構成するトゥバ共和国となり独立性を取り戻しつつあります。




トロツキーわが生涯〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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自伝前半の本書は、トロツキーの子供時代から社会主義運動への傾倒(高校時代に活動を始めたんですねえ)、そして各地での地下活動から投獄を経て、ロンドンのレーニンに会い、あれやこれやでカナダでボリシェヴィキ革命の報を聞くあたりまでの話。もちろんその後成功するのはわかっているので、何をやるのも予定調和的にいい解釈で、社会的不正への怒りから英雄的な革命運動への参加、という克服と勝利ののぼり調子のプロセスが述べられ、なかなか読んで楽しい、革命家立志伝ともいうべき部分。

翻訳は、よくも悪しくも愚直。流麗ではなく直訳的な処理が行われており、このため特に慣用表現などで意味のとりにくい部分が出ている。たとえば「ベンサムの功利主義は、人間の思想の最後の言葉のように思えた」(p.209)なるなんだかよくわからない訳は、英語などでも使われるlast word on ... といった表現の直訳。これはそれ以上の反論が不可能な決定的議論という意味なので「人間の思想の決定版」とか「人文思想としてまったく疑問の余地がないもの」とでもするべき。「敵はあらゆる陣地を保持した」(p.198. 敵はまったく無傷に終わった、くらい)や「(子供時代の)雰囲気と、私がその後の意識的生活を過ごした雰囲気とは、二つの異なった世界であり」(p.30, まったくの別世界であり、くらいの意)など、原文を類推して再変換しなければならない部分が多い。ただし、それができる程度の精度は確保されており、そんなに異様なレトリックが駆使されているわけではないこともあって、慣れてくればそんなに気になるほどではない。

また佐々木力の解説は、2000年の時点でまだレーニン万歳の旧態然とした古臭い左翼感をむき出しにしているのは失笑ものではあるが、本書の位置づけや旧訳についてのコメントなど、役にたつ情報も少しは入っている。




日本アルプス―山岳紀行文集 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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日本遠征記 (1) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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ねぇ~、OH買ってくださ~い。え、買ってしてくださいよぅ。
ねぇ~。もぅ。OHねえ~、いいじゃないよぅ~
減るもんじゃなしぃ~。

いいじゃなーい、買ってぇ~。
買ってくれば、済むのです。




日本遠征記 (2) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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へ、ペリーとても悲しい。悲しいでーす。ねぇ~ぃ。開国してくださいよぉ~。
もう~。誠意見せてくださいよぅ~。ねえー。も。もーう!
な、ねえっ!もう!なっ!なに!もう!

こ、このっ、ちょ、ちょ、ちょんまげ!
なに、それ?
武器?
なに?それ?なんの意味があるの?
何をそれで表現しようとしてるの?
あなたがーた。

こんなペリーの肉声は載っていない(笑)

ですが、当時の米国の考え方から、それと同時に日本の態度などもわかる。
現代の日米関係を考える一助に。




日本遠征記 (3) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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ねえ。
ちょっ、そっちのはじっこに座てる人、そう、そう、あなた。
あなた、どう思う?
あなた、尊皇派?攘夷派?

ねえ。
ちょっ、喋ってよ~。ねえ~もう。
ちょ、さっきから、黙って、し、もう~、喋ってよぉ~。
しかと?しかとですか?

ふんっ!

じゃあ、私はあなた方がそうやって私をしかとする様を、
し・か・と・見守ることにします・・・

こんなダジャレが載っているわけじゃないけど、教科書でしか知らない
ぺりーの真の姿、実像がはっきりとわかる一冊。




日本遠征記 (4) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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開国するといいよ~。
もてるよ~。もてちゃうよ~。もてもて。ダヨ~。
もう、ねぇ、スゴイ。それに。
快適な欧米的生活も、ねぇ、エンジョイできちゃう。
できちゃう!
ユニットバス、広いねぇ~。オーブントースター、便利ね~。
コッカコーラ。さわやか~HA。ママの作ったパンケーキ。OH!最高~ッ!!

それに引き換え、開国しないと、風呂桶はぬるぬるする。茶筒、開かない。
腹きりが、腹わってはなしましょうや!あぁ怖いね~。
あ、うるし。まつやに。とろろ。OH!みんなかゆい!
あっ~、もう鎖国ッ、最低ッ!!

などという交渉はあるわけありません(笑)。
ですが、一言で「開国」といってもその実情を知らない人のほうが多いと思います。好感度がそれほど低くもなさそうなこの人が実は陰であんなことやこんなことも考えていたなんて!と思うと驚きです。

混迷を極める現代日本を見直すには近世日本の幕開けであるこの本から学ぶと良いでしょう。




ハリネズミと狐―『戦争と平和』の歴史哲学 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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この書物は一応トルストイの戦争観を中心に述べたものだが、ペダンティック歴史家が書いたものとして、いかにも堅苦しい。英国の歴史家は物事を素直に、語ることをしない。この書物はその典型例である。いろいろのことを語るが、結局何を主張したいのかわからなくなって終わってしまう。
 ハリネズミと狐を対比して、それぞれの作家を割り振るが、分かったようで分からない。翻訳ももとの文体が込み入っているので、訳者も適当に端折って訳している。それ相応の扱いと思われる。



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