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和書 554232 (171)



血液の物語
販売元: 河出書房新社

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日本の血液事業の歴史は、いわゆる薬害エイズ事件から広く著書が出回り、多くの人の知るところとなっています。
この本は、世界の血液の歴史をほぼすべて網羅しているといっても過言ではない、貴重な文献です。
雑学的な知識から、各国それぞれが抱える軋轢などなど、幅広く学ぶことができます。
読み進むにつれ、あの薬害事件にたどり着きます。日本の分量が少ないことに不満を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、これが世界的な悲劇であったことを知ることができます。

あの時、何ができて何がなされなかったのか。それを紐解くためにも、血液、医療問題を勉強される方は、是非一度読まれることをお勧めします。




血液型が変わっちゃった!―白血病、下半身麻痺、骨髄移植…死の淵からの生還
販売元: マキノ出版

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骨髄バンクのサイトを見ていたらこの本を見つけました。
5年間に渡る白血病との戦い、壮絶なものを感じました。
ご本人はもとより奥様の苦労は大変だったと思います。
お二人のものすごい根性を見せていただきました。

涙なくしては読めません。
必読の本です。




決断 河野父子の生体肝移植
販売元: 朝日新聞社

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復帰に向けた数ヶ月のリハビリの中で心に誓ったのは医療技術の革新や健保適用の問題など、 とりわけ医療政策に注力して行こうという事らしいのですが、これは裏返せば、政治家ともあろう人が闘病生活をしなければ医療問題が分からなかったと自ら告白しているようなものです。

生体肝移植は健康な親類にリスクを強制させる世論を生むと、反対の立場なのは理解できるが、生体肝移植をした親子が言ってもあまり説得力がない気がしました。 さらに、本来なら「親は我が身の命を省みず子供の命の事を考える」という事のまさに正反対の行為に疑問を感じてしまいました。




決断―生体肝移植の軌跡
販売元: 時事通信社

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日本で最初の生体肝移植を行ったのは、他ならぬ島根医大だ。

昭和40年代、北海道の大学病院が心臓移植手術に失敗して、執刀医が殺人罪の容疑までかけられてから、30年以上も日本の医学界では「移植」はタブーだった。
本書は、題名「決断」の文字通り、永年の禁忌を打破して、移植手術を行う「決断」を下すまでの葛藤と、術後の合併症と医師団との壮絶な闘いの記録からなる。
いずれも、貴重な記録だが、特に、手術を決める、当時の永末助教授の覚悟が並大抵ではなかったことが良く分かる。

「我々は肝移植を標榜している。赤ん坊は死にかけている。家族は結果は問わないから、手術をしてくれと言う。これでこの手術を断るなら、明日から肝移植の研究など止めよう」と、病院スタッフに語りかける場面はご本人の控えめな文体からも、ものすごい迫力が伝わってくる。

永末医師は、この手術に失敗したら大学を追われることを覚悟して、その時には故郷の福岡で開業すればよいと思った、と本書では書いているが、NHKの「プロジェクトX」に出演したとき、本当は、「医師も辞めなければならないかも知れない、そのときは私は英語が得意だから、塾で英語の先生をすれば、食べられるだろうと思った」といった。ここまで立派な先生がいたのか、と感激する。

杉本裕也ちゃんは残念ながら無くなったが、ご両親はそれでも、永末医師らスタッフに感謝していたことからも、医師の誠意が良く分かる。

島根医大の様子を見てから、京都大学や信州大学が次々に生体肝移植を行い、成功した。京大が書いた岩波新書の「生体肝移植」の方が本書よりも有名になってしまった。

だが、「初めにやること」ほど大変なものはない。永末医師の「決断」がなければ、今でも日本では生体肝移植は行われていなかったかも知れない。

本書は医療を語る書物の金字塔と言っても過言ではない。




ケプラー疑惑―ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録
販売元: 地人書館

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衝撃的な内容の本である。結論には疑念を残すが。アマゾンドットコムでこの原本を探し、その評を見れば結論に肯定的な書評は少ないが、興味深い観点と書き方であるというのが平均的な見方のようだ。アマゾンドットコムでKeplerを検索すれば、この原本は2004年5月に出版されている。そしてほぼ同時にコナーという著者が、悲惨な生涯のなかで、信仰と信念を貫き通した偉大な男としてケプラーを著していることがわかる(Kepler's Witch:2004年3月出版)。またその二年前キティ・ファーガソンがティコとケプラーという書物を著し、二人の協同研究をDysfunctionalだが実り多かったものとして、美しく著している。アマゾンドットコムで見る限り、すべて同様に売れており、アメリカの読者は比較して読んでいるようだ。この本の訳をきっかけに、日本の読者がティコやケプラーが活躍した、近代科学の曙期に興味を持つことを願う。そして他の本が訳出されるよう、出版社が努力されるよう願う。




ケプラーと世界の調和
販売元: 共立出版

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研究はみずみずしく―ノーベル化学賞の言葉
販売元: 名古屋大学出版会

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ノーベル化学賞受賞者の野依先生が自らの長年の成果である有機合成化学を中心に据えて自然科学、科学技術の有用性を説いており、熱いメッセージが込められた一冊です。また、若い世代へのメッセージは何度読んでも勇気づけられます。




続・生活環境病―予防と対策 (健康ブックス)
販売元: 史輝出版

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研修医はなぜ死んだ?
販売元: 日本評論社

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「苛酷な実態を暴くルポルタージュ」などと煽るまでもなく、医師を志す人なら誰もが知っていることばかり。
この貴重な研修期間をどう過ごすかによって医師としての方向性も変わってくる。いくら医師の卵とは言え、患者と触れ合う中で医師になるべく「研修させて貰っている」という謙虚な心持ちは必要であろう。
研修期間の時点での不満をやたら煽るような書き方は、正直言って医師の卵を惑わすだけだと感じた。

本書の中で匿名で登場する川渕圭一氏の「先生と呼ばないで」とは、そもそもの視点が違っている。
川渕氏には自分の希望する医師像というものがある点、それを実行しようと行動を起こしている点、本人の著になる点で、本書よりは説得力がある。
父親が書いたのでもなく、医療の世界を外からしか見ていないライターが、少し中を覗いて、あーだこーだと煽るのはやめて欲しい。




検証 ハンセン病史
販売元: 河出書房新社

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