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和書 554314 (12)



ひめゆり忠臣蔵
販売元: 太田出版

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本書を読む上での注意
1.文体がかなり恥ずかしい。戦略的に選ばれたものとはいえ偽悪趣味で付き合いきれない。「い~かげん」とか「そーゆー」とか「(笑)」の多用など言葉遣いも赤面もの。
2.想像力が暴走して妄想にいたる箇所が多い。天皇即位十年の記念式典における安室奈美恵や天皇の心中を勘繰ってみたり…思いつきを書き散らしている。
3.著者は胆力・行動力の人であり、猥雑な面白さは確かにある。しかし反面として原理的思考が大変弱く、肝心の論考が台無しになっている。

著者は沖縄の歴史を、状況次第でふらふら御主人を乗り換えてきた「悲しき弱小国」としてまとめる。事大主義の歴史ゆえに、露骨に差別されながらも日本人以上に日本人らしくなろうとした。「ひめゆり」も歴史的には報国勤皇精神の婦人部門最右翼だった。それがなぜ「平和のシンボル」となったか。ここらへんの論証はかなり説得的で面白い。
ところが著者は、本当に書きたかったのは「ひめゆり」の大うそを暴きたてることなんかじゃなく「沖縄よ独立せよ」のメッセージだったという。これはずいぶん唐突で脈絡がない。経済的に自立できない「日本一の借金県」の現状を強調し、独立には先がないと同じ本の中で書き連ねているんだけど。米軍基地問題にしても「沖縄は"日本一の借金県"では決してない。"日本一の基地保有県"だ。その基地保有の悲惨さを、パワー力に変えよ」とアジるばかりで、まるで説得力がない。そもそも著者の思考からすれば、基地をおくこと自体がアメリカの手先になることではないのか? アジアの国々に申し訳ないことにならないのだろうか?

良くも悪くもノンフィクション作家性全開の本。




ひめゆり忠臣蔵
販売元: 太田出版

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ふたつの生命―心肺移植を待ち望んで (同時代ライブラリー (315))
販売元: 岩波書店

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ふり向けば青い海―私の航跡ノート (1978年)
販売元: じゃこめてい出版

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ふり向けば青い海―私の航跡ノート (1983年)
販売元: 角川書店

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ふり向けば青い海―私の航跡ノート
販売元: じゃこめてい出版

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ふるさとを創った男
販売元: 日本放送出版協会

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ぼくが世の中に学んだこと (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 世の中というのは、どの様にして動いているのか。
 この本は鎌田慧さんが学校を卒業した後、様々な体験をしながら少しづつ世の中の仕組みをどうやって知っていったか、それを綴ったものであるが、この本は子供でも解り易い様に、難しい漢字を少なくするなどの配慮がされていて、実に読み易いと思う。又、鎌田さんが社会に出てから体験したことが時間別に整理されているので、一層読み易い内容になっている。
 この本の最後に、鎌田さんはその後なぜ「自動車絶望工場」(講談社文庫刊)などの様々な本を書くようになったのかも綴られているので、鎌田慧さんの目的、そして世の中がどうやって成り立っているのかを詳しく知りたい人には、この本をお奨めしたい。




ぼくが世の中に学んだこと (岩波現代文庫 社会 166)
販売元: 岩波書店

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ぼくはあの戦争を忘れない
販売元: 講談社

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