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和書 554314 (13)



みんな山が大好きだった (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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山下淳司の文章は、いつもぎりぎりだ。
これ以上説明を削ると素っ気なくなる。
これ以上感傷的になるとくどくなる。
いっそ芸術的なまでの完成度と言っていい。
題材を選ぶセンスも素晴らしい。
今回のそれは山に生き、山に死んだ男達。
スポーツを描く彼とはまた違った味わいがある。
―つまり、この本は佳いということだ。




みんな山が大好きだった
販売元: 中央公論新社

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 1983年にKKベストセラーズから出た『山男たちの死に方−雪煙の彼方に何があるか』の改題・文庫化。
 登山家は山で死ぬことが多い。しかし、それは「幸福な死」なのだという主張のもとに書かれたノンフィクション。
 取り上げられているのは、加藤保夫、森田勝、長谷川恒男、ロジェ・デュプラ、ヘルマン・ブールなど。みんな、山で死んでいる。
 彼らの遭難の様子を描きつつ、山の魅力が示される。まあ、それは正しいのだろうと思う。しかし、どこか山や登山家について誤解しているような気がしてならない。読んでいて違和感が消えないのである。
 文章が投げっぱなしで、結局、何を訴えたいのかハッキリしないのも欠点。
 本書刊行の直前に山際氏は亡くなっており、夫人の犬塚幸子さんによる「山際さん、ありがとう」が併録されている。




めぐりあいし人びと
販売元: 集英社

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めざすは新世代コンピュータ―「日本の夢」に挑む頭脳集団 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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ICOT設立のための予算獲得や国際会議開催など
通産官僚や研究者たちの活動を描いている。
今読んで面白いかどうかを考えると星2つ。




もうひとつのシルクロード―中国大分裂の「地雷原」
販売元: 小学館

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もうひとつの満洲
販売元: 文芸春秋

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もうひとつの青春―同性愛者たち (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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とにかくこの本はお薦めです。同じ同性愛者でも、こんなにもバックグラウンドもキャラクターも、そしてライフスタイルも異なるんだという、それは当たり前なんだけども、そうした同性愛者の多様性を改めて認識出来ました。差別に対して裁判を通して闘う、東京の20台の男性同性愛者7人を中心とした姿が、丹念に取材されて描かれています。またエイズの問題などを通して、舞台はサンフランシスコ、ベルリンにも渡ります。筆者の長年にわたる精力的な取材と、それにより描き出された、ごく普通の若い同性愛者たちの等身大の姿に感動しました。




もっともっとアメリカ―アメリカを10倍知り、100倍楽しむ本
販売元: ザマサダ

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日本とアメリカは歴史的な交流が長いのに、本書のような本はあまりにも少ない。最近の日本でのアメリカ論を見ると、なぜこうもネガティブなのかと愕然としてしまいます。アメリカを批判するのは自由ですが、正しい理解に基づかなければ話になりません。本書に取り上げられているのは、年間四万人以上の死者を生み出す銃社会の実態、フリーエージェント制が生み出す拝金主義、魔女狩りと化した嫌煙運動、エゴの代理人と化した弁護士、テレビ伝道師やモラル狂信者を生み出す宗教社会の実態など、アメリカの極めて異色な側面ばかりです。こうした異色の文化事情は、到底グローバルスタンダードにはなり得ないものですが、若い国に独特の自由、開放感、ダイナミックさの象徴でもある。いずれにせよ、反米でも親米でもなく、日常生活や市民の立場から見た、より実像に近いアメリカが本書では描かれていると思います。

最も興味深いのはやはり、人種に関する記述。アメリカほど多数の人種が共存し、尊重し合っている国は他にないと思います。ユダヤ系やアイルランド系のように渡米が比較的遅い人々でも、きちんとアメリカ社会に溶け込み、同時に民族の伝統を重んじることもできる。また、無一文から第一線にのし上がっていく韓国人や中国人も大勢いる。こうした点を見る限り、アメリカは間違いなく世界のどの国よりも自由ですし、誰にでも平等にチャンスがあります。しかし、人種の多様性ゆえに、貧富の差の拡大や、フードスタンプと麻薬の繋がりのように、厄介な問題も多い。逆に言えばそれだけアメリカが若くダイナミックだということでもあり、人種間の摩擦もやがては緩和されるでしょうが、共存の歴史がまだ短いだけに、今しばらく時間がかかりそうです。

ところで、本書が書かれた時期が同時多発テロ以前ということもあり、アメリカのイスラム社会に関する記述がまるでないことが少し残念です。人種・宗教問題はテロ後大きく変わったと言われますが、それに関する記述も残念ながらありません。とはいえ、アメリカの様々な民族の文化事情を知り、多様な民族と交流を深めたいと考える人にとって、本書は大いに役に立ちます。日常生活から見た素顔のアメリカを理解したい人にとって、本書は最適な一冊です。




もっと馬を!
販売元: 平凡社

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もの食う人びと (角川文庫)
販売元: 角川書店

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かなり古い本ですが、とても考えさせられました。

“食べる“という行為は“生“につながります。
この本を通して私はあらためてこの事に気付かされました。

手足が不自由でも肘と膝で必死に救援物資を貰おうとする人、
戦争で住む家を無くした難民の人々の食べたくても食べれない状況。

宗教や国は人々の幸せのためにあってほしいのに、
現実は戦争のためにお金は使われ、人々は食べれない。

例え私が募金をしたところで本当に苦しんでいる人々にどのくらいの援助になるのか?
支援団体と称する人の私財にされ、行き届くのは脂身たっぷりの肉を食べた豚のような男ではないのか?

飢餓があるのに、それをメディアで見たり読んだりしている自分には何もできない現実。

考えると悲しくなります。
私の食への意識はこの本を通して変わったと思います。
食事をもっと大切にしようと思いました。

食の大切さ、いろいろな楽しみ方が知れる本です。
是非 読んでみてください。




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