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和書 554314 (23)



アンダーグラウンド (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 本書は、オウム真理教の地下鉄サリン事件で被害にあった方々に取材をしたノンフィクション。その中に地下鉄職員で亡くなられた高橋さんと同僚だった豊田さんのインタビューがある。豊田さんは、オウムみたいな人たちがが出て来ざるを得ないような社会風土、言い換えると「モラルの低下」を日々感じていたという(掃き終えたばかりのところにタバコを捨てる人がいる、など)。
 村上春樹が「モラルは年を追うごとに低下しているのですか?」と素朴な気持ちで質問したら「それじゃ、少し勉強なさった方がいいですね。自分に与えられた責任を果たすより、他人の悪いところを見て自己主張する人が多すぎます」と毅然と答えた。そんな豊田さんに34年間現場で働いて培った「職業倫理」を村上春樹は強く感じたという。
 私は、地下鉄サリン事件は「職業倫理」を持って私たちの生活を支えてくれている人々が脅かされたという点で本当に恐ろしい事件だったと本書を読んで、初めて感じた。
 「一燈照隅 万燈照国」という言葉を、私は弁護士中坊公平さんの講演記事で知った(読売新聞朝刊99.4.28)。「1つの灯は1つの隅しか照らせないが、一人ひとりがその現場で一隅を照らせば、地域を興し、国全体を照らすことになる」という意味だ。
 職業倫理を持ち、一隅を照らせる小さな光になりたい、と本書を読んで強く思った。
2002-09-09 




逆白波のひと・土門拳の生涯 (小学館アートセレクションシリーズ)
販売元: 小学館

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イエローキャブ―「成田を飛び立った女たち」 (ノンフィクションブックス)
販売元: 恒友出版

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豊田正義『告発!『イエローキャブ』―マスコミ公害を撃つ!』(彩流社、1994年)も併読するべき本です。ベストセラーになってあまりにも有名になってしまった「イエローキャブ」という言葉が独り歩きしてしまった様がわかります。




イエローキャブ (2) (ノンフィクションブックス)
販売元: 恒友出版

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イエローキャブ (講談社文庫)
販売元: 講談社

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豊田正義『告発!『イエローキャブ』―マスコミ公害を撃つ!』(彩流社、1994年)も併読するべき本です。ベストセラーになってあまりにも有名になってしまった「イエローキャブ」という言葉が独り歩きしてしまった様がわかります。




生きて生きて
販売元: 海竜社

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生きるための学校 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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池袋モンパルナス―大正デモクラシーの画家たち (集英社文庫)
販売元: 集英社

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池袋モンパルナス
販売元: 集英社

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「シリウス」のコメントで、一時買うのを躊躇したが、結局購入し、読んでみたが、「シリウス」コメントは独善的・個人的と思う。池袋に住んでいたこともあり、ひさしぶりに面白く感じた。




意見
販売元: 河合出版

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