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和書 561446 (14)



西洋の没落―世界史の形態学の素描〈第1巻〉形態と現実と
販売元: 五月書房

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 一度噛ってみてそのまま死蔵していたが、再び取り出してみて読んでみた。最後まで読み切れずに挫折。
 分量がとりわけ多いわけでもない。記述がさほど難しいわけでもない。確かに、あの時代に西洋文明を相対化して考えようとした発想は時代に先んじたものだっただろう。そういう意味ではあの序文は読む価値がある。しかし、いかんせん、本文となると素人っぽいのだ。よく勉強しているのはわかるし、当時としても一級の知識人だったのかもしれない。しかし、内容に体系性がなく飽きてしまうのだ。内容的にも哲学書と史書の折衷という感じで、ドイツ観念論をてきとーに齧ってそれを歴史的事実(というよりは人名と言うべきか)とつなぎ合わせただけの内容に見える。
 スケールの大きい歴史叙述としてブローデルやウォーラーステイン、日本史なら網野史学をすでに知っているわれわれとしては、この現代に受け入れられる内容とはとても思えない。没落史観ではなく、西欧中心主義を歴史的に批判した論者としてもサイードがいるわけだし・・・同時代の歴史家としてはホイジンガの方がまだしも味読に耐える。

 この大冊を読む気力と根性、そして資金(笑)があれば、文句なくブローデルの「地中海」をお勧めしたい。もちろん、内容はまったく違うが。




西洋の没落〈第2巻〉
販売元: 五月書房

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世界年代記―中世以来の歴史記述の基本形態
販売元: みすず書房

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世界史入門―ヴィーコから「アナール」へ
販売元: 藤原書店

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世界史の想像力―文明の歴史人類学をめざして
販売元: 新評論

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世界史の誕生 (ちくまライブラリー)
販売元: 筑摩書房

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我々が認知する世界史ってのは、言わば西洋中心世界史なんですよ。
岡田いわく、蒙古帝国が世界史を作ったと。
陸路を締め出された結果、海に出ざるをえないから、玉突きのごとく各国は揺れ動くと。
一国のみで完結しきれない歴史ってのが世界史なんですね。
ヨーロッパが近代を乗り越えてあれこれ発見したフリから、世界史を騙るようになったんですねえ。




歴史意識の芽生えと歴史記述の始まり (世界史リブレット)
販売元: 山川出版社

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タイトルの通りの内容です。
年代を刻む営みはいつから始まったのか
年代記が歴史叙述に発展を遂げたのはいつか
有名な古代文明それぞれの歴史意識はどのように違うのか

現代に書かれた歴史書や、過去の歴史著述に目を通すことは多くても、歴史著述の発生に遡って、各文明圏毎に比較したことはあまりないのではないでしょうか。本書は小冊子ながら、ポイントを明確に簡潔整理し、知的に啓発される内容を多く含んでいます。

古代オリエントにおいて、年を区別する必要から刻まれた年代の記録が、歴史叙述へ発展を遂げた過程とは、
3人称で歴史が記述されはじめたのはいつか、
インドで歴史叙述が発展しなかった理由は何故か、
旧約聖書の歴史叙述史における位置と意義はなにか、
ギリシャと中国の歴史叙述の姿勢の相違とは、

など、視点を比較に置くとき、それぞれの文明における歴史叙述が、実はそれぞれにおいて異なり、類型をなしていて、現在ある歴史記述の基本的なパターンの原型をなしていることに驚かされました。事実を列挙する歴史記述、何かを証明するための歴史記述、民族の集団の記憶としての歴史、テーマ史、教学的歴史叙述など、基本的な歴史叙述は古代において成立していることがわかる。

本文と関連する図版もまたバリエーションがあり面白い。
ウルのジグラットの写真が復元前と復元後のものが並べて掲載されていたり、アレキサンドリアの復元鳥瞰図やソロモン神殿復元図、ティグラト・ピレセルの八角柱の写真など、あまり看たことのない図版もおおく、楽しめる本といえます。




世界史観の探求
販売元: 時潮社

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世界史的諸考察
販売元: 二玄社

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おそらくこの本は、最初のところにあるヘーゲル批判、歴史哲学批判が有名だろう。

「歴史哲学は一つの半人半馬(ケンタウルス)で、形容において矛盾を犯すものといえる。なぜならば歴史とはすべての並列を許すことで、それは非哲学的であり、哲学は序列をつけることで、それは非歴史的だからである」(p8)

そして彼は進歩史観といった「計画的な世界」を否定する。彼は未来を知りえないものだとし、歴史に謙虚であるようにする。彼の「歴史は人生の教師」という考え方はまさにそこであろう。

そのため、この本ではどういう力によって歴史が動かされてきたか、の考察を深く行う。彼は主な原動力に「国家」「宗教」「文化」の3つを挙げ、その相互の影響を論じあげる。そして、危機はいかに引き起こされるかを分析する。

進歩史観の終焉した現代に、ブルクハルトは読み直されていいのではないかと思う




世界の歴史をカネで動かす男たち
販売元: 成甲書房

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内容:
ハゲタカ外資の始祖ともいうべき国際金融エスタブリッシュメントの行状を暴き、日本の出版界・学術界から長く黙殺されてきた重要な書籍を邦訳。金融ビッグバン、郵政民営化…。翻弄される日本経済の根本原因を明らかにする。
世界銀行家は次の点で普通の銀行とは違う
1.彼らは世界主義かつ国際主義の立場をとる
 (つまりグローバル化を進めるということ)
2.政府と癒着し、政府の負債問題に極めて関心が高い
3.彼らの関心の的は債権であり実際の商品にはあまり関心を示さない。
4.したがって彼らは熱烈なデフレ支持者である
(デフレになると彼らの製品である「通貨」の価値が上がる)
5.彼らは徹底的に秘密主義を貫き政界の裏に財政的影響力を持つ
連邦準備制度を廃止せよ!
国連は偽善的な茶番にすぎない!

この本より「最高支配層だけが知っている日本の真実」の方が分かりやすいと思います。


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