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和書 561446 (15)



戦後歴史学と歴研のあゆみ―創立60周年記念
販売元: 歴史学研究会

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戦後民主主義 (新装版 戦後日本 占領と戦後改革)
販売元: 岩波書店

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戦争が遺したもの
販売元: 新曜社

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そうそうたるメンバーによる対談。

基本的には小熊英二と上野千鶴子が鶴見俊輔の話を聞くというスタイルだ。

特に、小熊英二との話は面白い。

ナショナリズムとパトリオシズムの話など眼を見張るばかりであった。




全体を見る眼と歴史家たち (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

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ヘーゲル以後の歴史哲学―歴史主義と歴史的理性批判 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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歴史を考えなおす (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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 大陸の歴史理論には、歴史形而上学と批判的な歴史認識論があります。英国人の著者は、歴史を自省的に考えており、認識論の流れと言えます。
 過ぎ去った事とその歴史は違う。歴史は言葉で表したものにすぎず、意識的でないにせよ歴史家のイデオロギーに依存している。歴史研究は、実証史家が言う発見とか探索ではなく、構築し想像する作業である。過去とそれに対応した唯一の真の判断はない。歴史家は各々違う価値観で歴史=物語を構築してきた。歴史とは何かと問うより、歴史は誰のためかと問うべきだ。
 明確な相対主義ですが、この考えは社会的な寛容と積極的に差異を認めることができるので、積極的な懐疑主義だと著者は言います。
 以上の点を自国の歴史家を鋭く分析し攻撃しながら著者は論を進めます。歴史家の彼が出てくるのはポストモダニズムを述べる所です。西欧中心的、民族中心的、論理中心的な枠組みが当然なものではなくなり、「中心は喪失」。また啓蒙主義・マルクス主義・自由主義などの形而上学の土台が崩され進歩・改革・解放を謳う「大きな物語への不信」が蔓延。このような時代で可能な歴史とは、現代の精神に方向付けられた人々が過去に向かい、必要に応じて過去を徹底的に掘り下げ再組織化を可能にする言説の行いかたでしかない。
例として、著者はポストモダニズムに至る世界の流れを力強く掴み、自分の歴史理論の正当さを裏付けており、読者を納得させる力があります。
 わが国では、実際の政治現場で中韓と正に歴史認識で争っています。立場を自覚し、日本の戦前を掘り下げ、日本の物語(歴史)が再組織化できるのか。本書を読んで、過去への掘り下げだけでは、歴史は政治格闘技の前座になってしまうと思いました。歴史判断の一致が無理ならば、著者のニヒリズムを越えるのは、将来への共同の価値創造にしか道はないと感じました。





歴史と記憶 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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歴史と精神分析―科学と虚構の間で (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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歴史とデカダンス (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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歴史のエクリチュール (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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