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和書 872412 (33)



ユリイカ 2005年12月号 特集 野坂昭如 いまこそNOSAKAだ!
販売元: 青土社

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 確かに現代は彼の時代であろう。彼風に、反時代を気取り、反逆者を名乗り、アンチテーゼを宣言するのが、現代流だ。そして、手段はエロとグロ。彼の文学も、現代の水準からすれば、上の部類に属するのだろう。(あまりに敷居が下がりすぎている)
 だからこそ、彼が嫌いだ。詩想や哲学、文体を磨くより、多芸を誇る。結局彼の後には、何も無く、妙な便乗主義、エピゴーネンばかりが集う。反権威がいつの間にか権威になり、権力にすらなり、そして教えることは何も無い。誰でも出来る政治家の悪口ぐらいか。
 11月号で「生成するマラルメ」の連載も終わり、完全にユリイカは
詩と縁が切れた。そしてその宣言が、野坂昭如なのだ。
 さらばユリイカ。




ユリイカ 2005年1月号 特集 翻訳作法
販売元: 青土社

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この本は非常に楽しく読めました。外国作家の本などは一度は原書で読んでみたいと思っていますが、これがなかなか。そんな平々凡々とした一読者の私でも楽しめる内容です。冒頭で『自己消去』についてガチに考えた後、数十人の翻訳者が自分の翻訳作法について書いているのですが、これが色とりどり(笑)。これでもかというくらい個性に溢れていて、そのギャップが非常に面白かったです。




ユリイカ 2005年2月号 特集 ギャグまんが大行進
販売元: 青土社

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 誰が読むのだろうか。マンガ好きか?詩論好きか?批評好きだろうか?解かりはしない。記号論じみた話をして、ギャグマンガ好きが付いてこれるだろうか?ブルジョア対被抑圧者…そんな定式も成り立ちはしない。もうハイカルチャーは存在せず、からかい、カリカチュールする存在もいないのだから。寒い時代の、寒いマンガ、やるといったら、身体を張った自嘲だけである。だからこそ、笑いはライブにこそある。もうコミックには期待していない。説明された、解説された笑いほど寒い物はないからねえ。
 コミックを捨てて、お笑いライブに行け。そしたら、何かが待っているだろう。…擬似文学、擬似哲学の対象になったら、嗤いも終わりだ。
さようなら、コミックス。ユリイカもさようなら。
 「生成するマラルメ」が寂しすぎる。




ユリイカ 2005年3月号 特集 ポスト・ノイズ 越境するサウンド
販売元: 青土社

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 未来派もしくは十二音階技法の進歩形として、最前衛としてノイズまたはノイズミュージックと、把握しているようだが、どんなものだろうか。執筆者が熱く語るコンピューターミュージックは、消費社会の中に、どっぷりと、浸っているように思うのだが、…。
 個人的にアンチハーモニーより、ハーモーニー=和性のほうがよっぽどいいと思うのだが?




ユリイカ 2005年6月号 特集 ムーンライダーズ 薔薇がなくちゃ生きてゆけないんだってば!
販売元: 青土社

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この本は以前図書館に行ったときに見かけて何で、ムーンライダーズがユリイカなんだろう?とか思ったけど、その何号かまえのははっぴいえんどで、でもはっぴいえんどにあったことは無いから、判らないけど、ムーンライダーズの方なら少しは話がわかるから読もうか。。と、思い実家の本屋に注文しました。とにかく一冊丸ごとムーンライダーズで、全部ムーンライダーズの詩で話ができてるので、難しくてまだ読み終わりません。ムーンライダーズ7人目のメンバーはセイジクニヨシでしょうか?不思議ちゃんってどんなキャラクターかな?と、思いました。まだ、最後の晩餐を持ってないので、ムーンライダーズの半分ぐらいしか理解ができないから、そのうちわかるようになったら読みます。以外だったのは結婚とか離婚をライダーズがしたという事です。




ユリイカ 2005年7月号 特集 この小劇場を観よ!
販売元: 青土社

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ユリイカ 2005年8月号 特集 雑誌の黄金時代 紙上で見た夢
販売元: 青土社

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 あるゆるジャンルの読者に適合しようとしているせいか、うったえ掛けてくるものがなく、雑駁たる、多情報としか感じられなかった。
 1968年で、雑誌の時代が終わり、内向きの革命、受動の革命が始まった。という、空しい言葉のみが残った。




ユリイカ 2005年8月増刊号 総特集 オタクvsサブカル! 1991-2005ポップカルチャー全史
販売元: 青土社

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 討論会に加わっている人も当惑していましたよ。オタクとサブカルが対立関係が成り立つのかと?読者のただ戸惑うばかりです。
何も無い。サブカルにも、オタクにも、利益にならない、ただ薄く表層をなぞっているだけの、噴飯なムック。「アキバ系」だの、「萌え」だの誰でも知っていることを振りまいているだけ。文芸誌らしい深い切り込みも無い。筆者の一人によれば、アメリカ産がサブカルであり、日本独自のものがオタクなそうな、あまりに薄っぺら。それともう一人の筆者によると、「エヴァンゲリオン」の最終話をどう受け入れるで、オタクとサブカルに分かれるそうな。それならそれで、「エヴァ」を深く掘り下げればいいのに、それもしない。
青土社は何を考える。





ユリイカ 2005年9月号 特集 水木しげる
販売元: 青土社

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本号は水木しげる先生の特集です。

水木先生の対談、復刻マンガはファンにはたまりません。「年譜」は「ミニ」というのは
名ばかりで、詳細な情報がつまっています。作品の考証に重点をおいた文章や証言も収穫
です。

一方、評論は着想の域を出ておらず、岡崎乾二郎さんの談話をのぞけば、水木作品を再発
見する一歩手前、もしくはずっと手前にとどまっている印象をうけました。





ユリイカ 2006年1月号 特集 マンガ批評の最前線
販売元: 青土社

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 どう見ても、批評の持っている、持つべき緊迫感もない、弛緩した馴れ合いとしか感じれれない。漫画を、描く技量がなく、また果敢な創造精神も無い、漫画周辺者が集っているだけのようにしか感じられない。
「やおい」「ヲタク」「キャラ」誰でも知っているような、言葉に、知識めかしたのものを交えただけの、素人ごまかしにしか思われない。
 京都精華大学にマンガ科というのが存在しているらしいが、どのような人材を輩出するつもりか?BSマンガ夜話らに出演している。妙な軟弱保守文化人を産むのが関の山であろう。文学部が文学者を育てないように、マンガ科は漫画家を生みはしない。そもそも漫画家になろうとする者は、そんな所に行かないものだ。
 この批評家様がたは、マンガ嫌韓流をどうみているのか?
マンガ自体がポリテイカルになっているのに、非政治主義に緩まっていて、批評といいえるのか?政治的なポジションを示すことが求められるのではないのか?


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