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ミュージック 911660 (29)



ザ・キャット
販売元: ユニバーサル インターナショナル

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ジミー・スミスを最初に知ったのは中学のとき。ザ・キャットといういささか印象的な曲に乗った実にソウルフルなオルガンによるジャズとの出会いだった。何かの番組のタイトルバックに流されていたのだが、その番組は覚えていない。しかし僕のジャズ史の中でも、テイク・ファイブやA列車で行こうなどとともに最も古い付き合いであり、それだけに印象が強烈であった。ジャズオルガンという楽器はきわめて音が強く、ここでもビッグ・バンドを従えての演奏だが全く引けをとらないアタックの強さオーケストラレーションを聞かせる。ジミー・スミスはヴァイブのミルト・ジャクソン、ギターのウエス・モンゴメリー、フルートのヒューバート・ロウズ同様、インパクトと個性を持ったミュージシャンだといえる。そしてこのアルバムこそそんな彼の決定版といえるベスト集である。





ザ・キャット・ウォーク
販売元: EMIミュージック・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

同時期の"Byrd In Flight"と同じく、ピアノのデューク・ピアソンのオリジナルを中心にした作品で、
この2枚は60年代のバードでは最も好きなアルバムです。

"Say You're Mine" はブルースを湛えた美メロにリリカルなミュートプレイが泣ける!
"Hello Bright Sunflower" では、同じくミュートを使いながらもハッピーでキュートな雰囲気が最高!
バード作の "The Cat Walk" も、ストップ・タイムを効果的に使って、まさに猫のステップを思わせる
テーマが超ヒップ!と、本当に全曲良い曲ぞろいです。
『知的でファンキー』という、バード=ピアソンの持ち味が存分に発揮されたアルバムだと思います。
ドラムはフィリー・ジョー!バリトンのペッパー・アダムスも、今作では脇役に徹しつつもサウンドに
アクセントを付けてGooD!

"Black Byrd" 以降のバードしか聴いたことの無い方、是非この時期のアルバムも聴いて下さい!
フランシス・ウルフ=リード・マイルスのアートワークにルックス抜群のバードがヒップに決めるジャケット
もブルーノート屈指のカッコ良さです!




キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ+1
販売元: ビクターエンタテインメント

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大部分は風貌のせいだとは思うが、キャノンボール・アダレイとどっちが好きかときかれたら、私は迷うことなくフィル・ウッズとかジャッキー・マクリーンだと答える。しかしそれでも、キャノンボールの凄さを否定できないのが腹立たしい。美しい音色、湧き出るアイデア、パワーとノリのよさ、さらにニュアンスの妙に至るまで、少なくとも聴いている間だけは、「まいった、お前が世界一だ」と言わせる無敵の説得力を持っているのだ。

この「イン・サンフランシスコ」は、そのキャノンボールの超有名なライブ盤だ。とぼけた喋りで客をくすぐりつつ、残念ながらこの男はここでもとんでもなくすばらしい演奏をしている。フレーズの豊かさ、訴求力の強さ、構成のうまさなど、どうしても文句を言うことができない。ベースのサム・ジョーンズとドラムのルイス・ヘイズという鉄壁の「前ノリ」コンビが繰り出すタイトなリズムに乗っかって、誰も止めないもんだから、もうあるだけ吐き出しやがる。

実弟ナット・アダレイのチャーミングなコルネット、いつになく楽しそうなボビー・ティモンズのピアノも同罪だ。おまけに客がノリノリで火に油を注ぐ。

最も問題なのは、そういう熱い雰囲気のライブ録音でありながら、注意して聴いてみると演奏自体は非常に端正で、よく練られたソロが連続していることである。名曲「ボヘミア・アフター・ダーク」など後半のアップテンポの曲でも、どの一人のプレイをとってもまったく破綻がなく、哀愁すら漂わせながら観客を酔わせる。録音も臨場感あふれるいい音で録られていて、一度聴き始めたらそのまま最後まで持っていかれてしまう。これじゃあ処置なしだ。

「ジュリアン」などという本名を持つ、このふざけた男の足元をすくう方法はないだろうか。




キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

とにかく、御機嫌なJAZZを聴きたい方は迷わずどうぞ!
マイルスのサイドメン達が親分抜きで、好き勝手に演奏した。
そんな感じのする開放的な雰囲気のアルバムです。

キャノンボールとコルトレーンの魅力を同時に楽しめる
お得さもあります。

超豪華メンバーが繰り広げるハードバップの魅力たっぷりです。

難解な面がありませんから、JAZZの初心者の方にもお奨めです。




キャノンボール・アンルート(紙)
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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キャノンボール・イン・ジャパン+1(紙)
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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キャノンボール・アダレイという巨漢のアルト吹きはおしゃべりが大好きなようで、ライブでもメンバー紹介と曲の紹介が結構長い。CDとして残ってるやつでも(あとで編集できるだろうに)つまんないジョークを飛ばしてたりする。「イン・サンフランシスコ」なんか、かなり悪ノリしてる。
1966年のこの日本でのライブは、そのお喋りがいつもより圧倒的に少なくていい。(何たって聴衆は日本人だ) 弟のナット・アダレイとともに、ゴキゲンなノリでサンケイホールを沸かしている。
あと、特筆すべきなのがピアノを弾いているジョー・ザビヌル。ご存知ウェザーリポートのリーダーになるヨーロッパ人(たしかオーストリア人だったと思う)だが、ここではガチガチのファンキーサウンドを連発してるのだ。有名な「マーシー、マーシー」を始めとする彼の作品も、マイルスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」で聴かせる、世紀末ウィーンを彷彿とさせるリリシズムとはきわめて遠いところにあって、このミュージシャンの懐の深さを思わせる。その意味でも大変興味深い作品。




キャノンボールズ・ボサノヴァ+2
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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キャノンボール・アダレイはジュリアンという本名があるのに、売り出し政策で、あだ名の「巨砲」が名前になってしまった。マイルスとの共演盤の「サムシング・エルス」はキャノンボールのリーダー盤という事になっているが、実質はマイルスのリーダー盤だし、「佳盤」はあるものの超名盤はないし、ジャズの巨人とも呼ばれないし、丸々と太った巨体はコルトレーンのようにカッコよくもないし、もう一つ冴えない。このアルバムも、いい出来であるのに、「名盤」とは呼ばれない。それにジャケットときたら、まるで、リオの屋台の絵ハガキだ。しかし、イージーリスニングに流れず、ジャズとボサノヴァのいいとこ取りしたアルバムなのだ。これぞ大人のための一枚。(松本敏之)





キャラヴァン
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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キャラヴァン+1
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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キャンディ
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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Lee Morgan(trumpet), Sonny Clark(piano), Doug Watkins(bass), Art Taylor(drums)

リー・モーガン入門にも、ジャズ入門にもうってつけの一枚だろう。全編通して本当に
すんなり耳に入ってきて、ホッと胸をなでおろすような出来栄えだ。ジャズを漁りに漁って
る人には、帰るべき家のようなそんな温かさがある。

心地よく甘美な「Candy」、ウキウキ弾む「C.T.A.]などいいが、やはり「All The Way」に
尽きるな。ここにモーガンの真髄、ジャズの真髄がある。普通に聞けば、なんだなんの変哲も
ないスローじゃないかという人もいるだろうが、ここでの気持ちの入り方は本当に素晴らしい
よ。彼の生涯多く残したバラッドの中でもベスト3には入るだろう。

そしてジャズの真髄といったのは、もともとジャズという音楽は技巧をひけらかすものじゃ
ないわけであって、それこそテクニックに酔いたいならウィントン・マルサリスでも聞けば
いいだろう。だが、それとてクラシック畑の人達にとれば鼻で笑う程度だけどね。ようは何
が大事かってことであって、クラシックという音楽は、元々全てを持ってる人がやり始める
訳で、そこで大事なのは技術なんだよな。何とか楽団なんて所にいる人種は楽譜さえ渡せば
何だってできるだよ。ただジャズはそうじゃない。ジャズは反対で何もない、金もない、物
もない、愛もない所から貪欲に開拓していった結果できたものだ。だから何が大事かというと
にじみでるような温もりと、包み込むような心地よさなんだ。ここでのモーガンからは、まさ
にそれがある。

ジャズに嵌って色々漁りまくった末や、日常の喧騒から逃れたい時に聴きたくなる一枚だ。


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