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ミュージック 911660 (92)



ピクチャー・オブ・ヒース
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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ファースト・サークル
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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 20年近く前、「オフランプ」でメセニーを知り、その次に手にしたのがこの作品。約20年ぶりにあらためてCDを購入した。他に「アメリカンガレージ」も良いが、やはりこのアルバムは秀逸。夜、都会の街をドライブしながら聴くには最高。




ファースト・マイルス(紙ジャケット仕様)
販売元: コロムビアミュージックエンタテインメント

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マイルスデイビスの初レコーディング(1~8:1945年)と当時の親分チャーリーパーカーの都合による“見せかけ”の初リーダー作といわれる1947年のパーカークインテットのセッション(9~20)を会わせたもの。すなわち初物の集合でファーストマイルスというわけである。1~8の初レコーディングはブルースシンガーラバーレッグスウィリアムスの歌伴でだからどうしたという感じなのだが、問題は1947年のセッションの方である。パーカーの契約上の理由からマイルスクインテットとして録音したことになっているが、マイルスは2回もリハーサルを繰り返した上、ごらんの通りオルトテイクも数多く(それだけきっちり作ろうとしたってことでしょう?)本当にそれだけのことなのか?マイルスのやる気とリーダーシップを強く感じさせる仕上がりになっているのだ。というのもパーカーがやっていたはずのバップばりばりのノリノリホット悪く言えばテキトーな演奏ではなく、クールに押さえられたアンサンブルと落ち着いたソロを一聴すれば納得いただけるであろう。翌年からのクール九重奏団が時に言われるようにギルエヴァンス/ジェリーマリガンの尻馬に乗っかっただけではなかったことの証拠がこの演奏といえるだろう。パーカーはマイルスのサイドとして悠々とテナーを吹いている。これがなかなかロリンズしていて良いのである。




ファースト・ラスト
販売元: ソニーレコード

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フィル・アンド・クイル(紙ジャケット仕様)
販売元: BMG JAPAN

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フィル・ウッズ&ヨーロピアン・リズム・マシーン
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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白人のパーカ派アルト奏者のなかでも最高の実力者のフィル・ウッズだが、白人ゆえかアメリカでの活動は決してやりやすくはなかったという。ジャズへの無理解に嫌気がさし米国を後にした彼だが、ヨーロッパに渡った直後、早くもその実力を発揮することになったアルバムがこれで、ヨーロピアン・リズムマシーンと命名した現地の優秀なリズムセクションとの出会いによって実現した。しかしそこには伏線があり、本アルバムが68年に大統領選の遊説先で凶弾に倒れた故ロバート・ケネディへの追悼の意をこめているいる「若かりし日」が収録されていることを見逃してはならない。ケネディと友人であったウッズが異国の地で故人を偲んで作曲したという。そこには友人の死、ジャズとの格闘、祖国からの逃避、などさまざまな複雑な感情が入り乱れていたに違いない。それを情熱的に纏め上げたウッズの実力はやはり一級品である。ややもするとテクニシャンぶりが鼻につくことが多いウッズだが、ここでの情感あふれる演奏は、彼の最高傑作との呼び声も高いという評価を決して裏切るものではない。





フィンガー・ポッピン (紙ジャケ仕様)
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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フェイシング・ユー
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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1曲目In Frontからしてピアノ音がガッツンガッツンくる、力強いピアノソロ。あの不思議なリズム感が縦横に駆け抜ける躍動的な小品である1曲1曲は後の長尺ソロのパーツであって、パーツでないような、これまたキース・ソロ史の中でも特異な存在だ。71年の録音当時といえばマイルスバンドにおけるキースエマーソン的存在(つまり、左右でオルガンとローズピアノを掛け持っていたわけです)として情熱烈風セレナーデな演奏を繰り広げ、かたや自分のグループではソプラノサックス、スティールドラムまで吹きまくり叩きまくって大暴れしていた時代。従ってこのアルバムも静謐なキースなどというイメージからはほど遠いエネルギッシュな演奏だ。ただし、何か思惑があったのか、得意のアブストラクト展開・ピアノ弦直弾き(それと叫び声)を封印し、ジャズ・ラグタイム・ゴスペル・ブルースなどのオーソドックスなピアノスタイルの中にキースジャレットが充分に込められており、同じ年に発表されたグループ作品BirthやExpectationsと聞き比べてみるとキースの懐の深さがよくわかるってもんです。共通してるは元気いいッスねーってこと。




フェイス・トゥ・フェイス
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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この作品とにかくアーシーな雰囲気の大ブルース、大ソウル選手権大会という雰囲気。とにかくコテコテのソウルミュージックをこれでもかこれでもかと聴かせる。男っぽくて野太いFred Jacksonのサックス、丸くてブルージーなGrant Greenのギターでノリノリになり、そしてBaby Face Willettがニワトリのような甲高い音を速いピッチで機関銃のように繰り出し、感極まるとロングトーンを発射。Jimmy Smithに比べると、より油っぽくコテコテとして、下世話に盛り上がる感じである。ベストトラックは、その中でもいかにも「く〜っ、これぞブルース」という感じの、胃にもたれそうな油っぽい演奏の2曲目「Goin’ Down」と思われる。




フォア・フォー・トレーン
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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ジョン・コルトレーンを尊敬してやまないテナー・サックス奏者アーチー・シェップのニュー・ジャズ的解釈のコルトレーンオマージュ作品。ポスト・コルトレーンは数多くウエイン・ショーター、ジョー・ヘンダーソン、チャールス・ロイドなど多くの俊英が登場し、テナー・サックスのスクールを形成するまでに至った。そんな中でよりフリー・ジャズ、ニュー・ジャズの領域でコルトレーンを意識したのがシェップであった。アルバート・アイラーというより奇抜で破天荒なサックスの登場と前後して現れたシェップはコルトレーンの推薦もありインパルスと専属契約し新作を発表していった。そんな中でも本作はタイトルが示すとおりコルトレーンへのオマージュとしてトレーンのオリジナル4曲と自身のオリジナルを含む5曲の録音により、果敢にニュー・ジャズ的コンセプションを展開し、コルトレーンに置けるニュー・ジャズ的部分をより拡張して、新たなる実験への挑戦を試みている。 シーダズ・ソング・フルート、ミスター・シムズ、 カズン・マリーといったナンバーはモード・ジャズやシーツ・オブ・サウンヅを追求したコルトレーンの成果をニュー・ジャズ的に解釈し、シェップのオリジナリティーを巧みに注入している。そこには新主流派のショーターやヘンダーソン、フォーク的アプローチのロイドらに対する反発とコルトレーン・ミュージックの幅を示したシェップなりの矜持が感じ取ることできる。事実シェップは翌年、コルトレーンの問題作「アセンション」に参加し、トレーンのニュー・ジャズ宣言ともいえる現場に直に立ち会っている。その意味でも本作は、歴史的にも、作品の出来においても重要な作品なのである。




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