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DVD/ビデオ 575090 (256)



ブリキの太鼓 HDニューマスター版
販売元: ギャガ・コミュニケーションズ

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シュレンドルフ畢生の名作。
本作品を巡っては、原作者のギュンター・グラスが子ども時代にナチ隊に入っていたことを表明したのが記憶に新しい。その後の動静は知らないが、グラスはベルリンの壁崩壊以降、論争的な騒動の中心に置かれることが多かった。東西ドイツの統一でも、彼は反対した。そして今回の騒動だ。
それはともかく、これは全ての映画ファンに見て欲しい作品である。醜悪な現実が、醜悪な人間によって生きられざるを得ない、哀しさと愚かさと怒りが全編にあふれ出ている。ダンティヒは、現在のポーランドのグダンスクであるということも忘れてはならない。
特に印象深いのは、主人公の母親が、おかしくなってニシンの缶詰を狂ったように食べるところ。そして、ナチが壊滅する寸前、ベートーヴェンの写真に向って「やっぱりベートーヴェンこそが本当の天才だ」と登場人物の誰かが呟くシーンだ。
主人公の子どもの演技も素晴らしい。彼はその後、役者として活躍しているのだろうか。
シュレンドルフは、その後『魔王』でも素晴らしい作品を撮った。




パンドラの箱 クリティカル・エディション
販売元: 紀伊國屋書店

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この作品が紀伊國屋クリティカル・エディション、それも第一弾と聞いて納得した覚えがあります。
サイレントの名画の中でも独特の存在感を放っています。
映画の評価は、監督よりもむしろルイーズ・ブルックスに与えられているように思えます。
妖艶な風貌と演技に魅惑された男性は古今東西を問わないようです。
彼女の作品でDVD化されているのは他2作しかありません。
1931民衆の敵
1936間奏曲
残念ながら、彼女の良いときを収めた作品は、パンドラの箱以外にはソフト化されていないようです。

プリントの状態は良好です。
1997年にドイツ国営第二放送が修復し、伴奏はファスビンダー作品で知られるペーア・ラーベンに委嘱されています。
DVD化に際して、フランスで更に補正・修復がされています。
残念ながら同シリーズのラング監督の映画群に比べると質は落ちる気がしますが、古い映画だと思えば、すばらしい状態であることは違いありません。

この映画の公開された1930年といえば、「嘆きの天使」も公開されています。
嘆きの天使といえば、やはりマレーネ・デートリッヒです。
デートリッヒが独から米に渡ったのに対して、ルイーズは米から独に渡りました。
ふたりとも1930年の役柄はファムファタールそのもの。
当時は米よりも独の女性の方が進んでいて、そういう女性が持て囃されたそうです。
言わば、デートリッヒもルイーズも、そういう女性像の代表格だったものと思われます。

個人的には、最初にルルが踊る場面が強烈に脳裏に焼きついています。
自由奔放に、華麗に踊りまくる彼女の姿は、儚くもあり、美しくもあり。
役柄のルル、そしてルイーズ本人の生き様を象徴しているようで。

ちなみに、特典映像「ルルを探して」は大変良くできています。
不世出の女優ルイーズの生涯がコンパクトにまとめられていて、無知な私には大変興味深かったです





ガソリン・ボーイ三人組
販売元: アイ・ヴィ・シー

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ガソリン・ボーイ三人組/ブルグ劇場
販売元: アイ・ヴィ・シー

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マリア・ブラウンの結婚
販売元: 紀伊國屋書店

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 戦後、同じ様に敗戦国でありながら、ドイツと日本は非常に違った「戦後」を歩んだ。先ず、何よりもドイツは分割された。又、ドイツは、憲法を何度も改定したが、日本は、憲法を一度も改定して居ない。その一方で、過去の歴史問題について、戦後の日本にはかなりの自由が存在したのに対し、ドイツでは、厳しい言論規制が行はれ、歴史を自由に議論する事が出来無かった。この映画を見ると、私は、そうした戦後のドイツと日本の違いを痛感させられる。
 私は、この映画が好きではない。この映画には、戦後ドイツの不自由な言論状況とその下で生きて来たドイツ人の屈折した感情ばかりが感じられ、はっきり言って、憂鬱である。元の夫が東ドイツ、新しい夫がEC(当時)を暗示して居る事は誰にもわかるが、とにかく屈折して居る。ドイツ人が歩んだ戦後の苦難に敬意を表して星三つとするが、映画として、出来の良い作品だとは思はない。ドイツの戦後を描いた作品として、私は、この映画よりも、(日本人である)浦澤直樹の劇画『モンスター』の方が、よほど、ドイツ人の心情を代弁して居る気がする。

(西岡昌紀・内科医/ヨーロッパの大戦が終結して63年目の日に)




ダイ・ハード 2 アルティメット・エディション
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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限定空間アクションのダイ・ハード第二弾は、機能停止の空港が舞台。一作目に比べると、随分広い限定空間になった。犯罪の舞台のスケールは馬鹿でかくなり、テロ集団は、一作目よりももっと強力なプロの軍隊になり、飛び交う銃弾の量も半端でなく、スケールアップもはなはだしい映画になった。ヘビースモーカーのマクレーン刑事らしく、燃料にライターの火を引火させて敵の搭乗機を撃墜、ついでに停電の滑走路に誘導燈を燈してしまうラストは天晴れ!すげー面白い!といいたいとこだけど、よーく考えると強制墜落させられたウインザー機、全滅した工作隊、裏切られて殺されたコマンド隊員と、随分と善良な人間が死んでるんですが・・・・ハッピーエンドだけど気になります。




ダイ・ハード 3 アルティメット・エディション
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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ダイ・ハードシリーズは、限定空間を生かしたアクション映画だと思っていたら、第三弾は主人公マクレーン刑事がニューヨーク中を走りまわる開放空間のアクション映画だった。ちょっとこのイメージの転換には戸惑いがあるが、よく見ると、マクレーン刑事への復讐を狙う爆弾魔の話かと思えば金塊強奪犯、かと思えば革命派、かと思えばやっぱり・・・という二転三転のストーリーが結構知的な構成で最後まで飽きさせない。前二作とは一味違うこの感覚にハマると何度も見てしまう。ただ、大事なキーポイント(謎掛けの答え、爆弾のありか、頭痛薬の秘密・・・)が、さりげなく短いカットで説明されるので、見逃すと話についていけなくなる部分が結構ある。だから、何度も見る必要がある映画といえるかも。




ダイ・ハード アルティメット・エディション
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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しらない人はいない、アクション映画の大傑作!!!!この作品、実は原作があります。
原作「Nothing Lasts Forever」(「永遠に続くものはない」という意味でしょうか)
の主人公は実は50代後半の設定で多国籍企業に勤める娘に会いに来る設定なんです。
基本的なプロットは同じですが、ここがDie Hard との違いです。だから、Producer
のローレンスゴードンとジョエルシルバーは最初クリントイーストウッドに主役の
オファーをしたらしいのです。でも、バードの準備などで多忙のイーストウッドは断ったそうです。
脚本を書き換え、設定を若くしてリチャードギアにオファー、でもダメで、
ブルースウィルスとなり、結果大成功!!!
何度見ても飽きない、大傑作です!!!!




左利きの女
販売元: バップ

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エリック・ロメール コレクション O侯爵夫人/ハイルブロンのケートヒェン
販売元: 紀伊國屋書店

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「O(オー)」と聞くと、「O嬢の物語」をイメージしますが、惑わされてはいけません。これはれっきとした文芸作品です。1976年作品ですが、この時代、エリック・ロメールには熱烈なファンがいました。当時の西独とフランスの共同制作ですので、そのアンバランスもよく出ています。独特の、非常におもしろい、映画らしい映画です。懐かしいな〜。


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