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DVD/ビデオ 575090 (264)



狼たちの午後
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

邦題「狼たちの午後」は原題に忠実に「犬どもの~」とした方が良かったのに。その方がこの負け犬たちの悪あがきが伝わるでしょうに。アル・パチーノの活きの良い名演が堪能できますが、相棒の危ない神経質男・サルを演じる故・ジョン・カザールの名演がこの作品のキモとなっている。何と言うんでしたっけ? ハイジャック犯と人質達が奇妙な連帯感を持ってしまう心理現象-それが本作ではうまく描かれています。実際の事件がモデルだけにその辺りリアルです。主人公がヤジ馬達に向かって「アテッカ! アテッカ!」と煽り立て、シュプレヒコールが巻き起こるシーンがありますが、これはアッテカ刑務所の暴動事件で、官権の行き過ぎた鎮圧により多くの犠牲が出た実際の事件に由来している。つまり「お前ら権力はまた俺たちをブチ殺したいんだろう!?」と訴えている訳です。ヤジ馬たちが共感するのも何ともアメリカ的。同様に突然の非日常にうかれ高揚する心理を見事に演じる人質役のバイプレイヤーたち、リアルだけにその懸命さが何か可笑しい交渉役の刑事、ラストをしめる刑事役のランス・ヘンリクセンの冷徹な演技も見物。主人公の汗が滲んだシャツ、他のレビュアーが指摘しているが、まさに舌をだらりと出してあえいでいる様な、熱い暑い映画です。




狼たちの午後 スペシャル・エディション
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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本作は、1972年8月22日にNYで起こった強盗立てこもり事件をモデルとするものです。
ちなみに翌月5日には、スピルバーグ監督らが映画化した、
ミュンヘン・テロ事件が発生しています。思わず事件の推移を対比してしまいました。

本作は、一つの事件を機に浮かび上がる、
70年代アメリカの社会情勢を描こうとしているように思えます。

冒頭から、事件と関係のない市井の様子を映し出している点や、
行き当たりばったりのソニー(アル・パチーノ)の言動やその置かれた状況、
アティカ刑務所で失態を犯したりゲイを冷笑する、暴力的な国家権力、
人質の安全も顧みずに、状況を劇場化する野次馬やマスコミ…。
そして、外せないのが、寡黙なサル(ジョン・カザール)に影を落とす、ベトナム戦争…。
事件の推移に肉薄しているようでいて、
当時のアメリカの様子が鮮やかに切り取られているのは秀逸だと思います。

しかし同時に、目下の事件の推移も、俳優陣全員の素晴らしい演技で、
当事者である犯人・人質・警察の、一筋縄では行かない心理の動きが伝わってきます。
実際の事件もおそらくそうであったように、
確かにダレる時間帯も存在しますが、見応えのあるお勧めの一本です。






狼たちの午後
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アル・パチーノ主演の銀行強盗の奮闘を描くヒューマンドラマ。
銀行強盗が英雄視されるって、ちょっと変ですが、面白いですね。
この映画が、実話だというのも、いいですね。
作品の内容も、企画倒れになっていないです。




狼たちの午後
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狼たちの午後
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狼たちの午後
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1970年代から1980年代前半までのシドニー・ルメット監督の作品は名作の目白押しで、「セルピコ」「オリエント急行殺人事件」「ネットワーク」「プリンス・オブ・シティ」「評決」そしてこの「狼たちの午後」とレベルの高い作品を発表し続けました。本作では場面のほとんどが銀行に限定されているにもかかわらず、最後まで飽きさせません。「十二人の怒れる男」や「オリエント急行殺人事件」でも限られた空間内での演出がさえていました。
 またアル・パシーノはどちらかといううとオーバーアクト気味の役者ですが、この作品ではうだるような熱さと、銀行強盗がうまくいかなかったための苛立ちがうまく表現されており、彼のベストアクトでしょう。強盗仲間のジョン・カザールも持ち味を活かしており、命を脅かされている人質に対してタバコの害を説く場面はユーモラスですが、その後、皮肉にも彼自身が若くして肺癌で死去しています。熱血刑事をやらせたら右に出るものはいないチャールズ・ダーニングも熱演しています。
 作品的には名作に間違いないのですが、出来ればこの1枚のではなく、吹替え、特典映像付きの2枚組の購入をお勧めします。少し値段が高くても特典映像は充実しているし、吹替えは野沢那智(アル・パシーノ)、岸田森(ジョン・カザール)、富田耕生(チャールズ・ダーニング)です!





狼たちの午後
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狼たちの午後
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まずアル パチーノが好きなら必ず買うはずです。この頃のパチーノは今の日本の若者と表現の仕方が似ています。決してつまらない結論には、ならないはずです。
映画の方は、最後までのばせるまでのばします、ここで出てくるのが大人(FBI)ですね。
なんとなく構図が見えてくるけど、話がながいです。2時間たちました。まだみえない。
最後のシーンで全てが終わります。そして観たものはパチーノが銀行を襲うシーンから最後
まで忘れることはないです。アル パチーノに憧れて30年。HD DVDのおかげでそこの所が見れて良かったです。 




狼たちの午後
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 メディアと群集心理,人質と犯人の心理,ベトナム帰還兵の精神状態,そしてゲイ問題。久々に観直してみると,実に様々な要素が冷静に描かれていたことに驚いた。かといって観る側を退屈させることなく,ブルックリンの蒸し暑い時間はゆっくりと過ぎていく。
 マフィアでも革命家でもなく,一人の追い詰められた男を演じるパチーノ。緊張感溢れる状況の中で,全編に流れる安心感。是非観直すことをお勧めする,秀作。




狼たちの午後
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73年の「セルピコ」、74年の「ゴッドファーザーPARTⅡ」、そして75年の「狼たちの午後」と、3年連続でオスカーにノミネートされ、アメリカンニューシネマを一気に駆け抜けていった名優アル・パチーノ。当時の彼の演技は、体中から底知れぬエネルギーが満ちあふれているようで、目が釘付けになります。73年~75年はまさに彼の黄金時代と言ってもいいでしょう。いやあ、こんな名作が1500円で観れるなんて!


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