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DVD/ビデオ 589344 (186)



月夜の宝石
販売元: 東北新社

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ブローニュの森の貴婦人たち
販売元: 紀伊國屋書店

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ディドロの原作をコクトーが台本化。ブレッソンの第3作目の映画(1945)。冷たくなった恋人に女が復讐する恋物語なので、他のブレッソン映画とは一味違う「ドラマ性」がある。とはいえ、端正で格調の高い映像美は際立ってテンションが高い。ブレッソンは、自分が作るのは「シネマ」ではなく「シネマトグラフ」であり、俳優は「役者」というより「モデル」なのだ、と述べている。『田舎司祭』『バルタザール』『ムシェット』など、彼の映画に登場する沈黙がちで物静かな人物の顔は、何と美しいことだろう。この『ブーローニュ』でも、物静かで端正な顔の美しさは変わらない。主演のマリア・カザレスの凍るような怖さは少し違うが、残りの人物は皆どこか控えめで、はにかむような美しさが印象的だ。ブレッソンは、内気な青年や少女の顔にある「硬さ」に、何か生命の根源につながる崇高な美を見て取る。アンヌ・ヴィアゼムスキーもドミニク・サンダも、無名の少女として彼の映画に起用されることによって、女優の道へ踏み出したのだ。




恋のエチュード〔フランソワ・トリュフォー監督傑作選10〕
販売元: 日本ヘラルド映画(PCH)

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「大人は判ってくれない」のレオーにあったような野性的な感じは、その後、どんどん無くなっているように思えるのは何故か。
早くから俳優という仕事に天職を見つけた幸運か、はたまた・・・。
しかし、それはそれで、レオーの繊細さと優柔不断的な風貌と演技には、チクチクしてくる、観ているものをセンシティブにさせるものがある。

トリュフォーはレオーを現代的な青年像としてではなく、古典的なロマンチシズムの中にある青年像として、自らの描きたい世界を託しているようだ。
トリュフォーは新しいものを追っていくタイプではないと自分でも言っている。どちらかというと過去に題材を求めるタイプの作家だという。

原作は「突然炎のごとく」の作者でもあるアンリ=ピエール・ロシェ。彼の実人生から題材が小説化されているという。
男女の愛というものを、これほど深く見つめるというのは大変な作業だろう。変な言い方なのだが。

この映画を、トリュフォーは新たに第一作のようなつもりで取り組んだという。
その手ごたえや緻密な表現は、そのころ若いぼくにも充分伝わった。
それは、映画の「芸術性」「詩的」「劇性」そのフレグランスであり、人の生理に伝わる情感を強く感受させる経験だった。
今思えば、トリュフォーの女性的感性をも印象に残った作品だ。

ナレーションの素晴らしさも特徴。いわゆる棒読み的な口調で語られるのだが、それがかえって感情を露にするようで効果的だ。

姉妹とレオーの、官能ではなく感情の軌跡を描こうとしたとトリュフォーは語っている。まったくその通りの出来映え。
でもぼくに言わせれば、やはりこの映画の映像が強烈に官能的であり、しかも気品に満ちていると感じるのは、アルメンドロスという名カメラマンの腕なのだろうか。




年下のひと 特別版
販売元: パイオニアLDC

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 設定(文学者同士の恋)そのものは、普段の我々の生活にはあまり馴染みがないかもしれないが、恋の物語としては素晴らしく現実味のある心情描写で、久しぶりにリアリティある恋愛映画を観た気がしている。
 彼らの恋は、地に足のつかないあやふやな綱渡り。心の行き違いや環境が、二人を遠ざけたりくっつけたりする。なぜなら、二人の恋は、祝福された、確実な未来のある恋ではないからだ。男女の愛や恋にはゴールがあるというのが一般的あるいは常識的かもしれないが、そうではない場合もある。当初ミュッセは、マダム・サンドの口づけを拒んでこう言う。「あなたを愛することはできない。しかし、僕の心には親友のための場所がある。そこにあなたを」と。なんと素敵な言葉でしょう。ここから、二人の真実の恋がはじまる。なぜなら、真実の恋ほど、はじめは慎重だから。あとは観ていただければ、変転三昧の恋愛物語。「あるある、こういうの〜」と、思わず泣けてくる・・・かも?
 




中国の植物学者の娘たち スペシャル・エディション
販売元: 角川エンタテインメント

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自然が美しい。中国山水画の世界とも違う、ロケ地ベトナムの気候の影響もあるのだろう。湿気や温度が直に画面から伝わってくる中、むせ返るような草花に囲まれて、惹きこまれそうなミンの碧の瞳、そして、見つめ合う視線と愛の囁き。
匂い、色、形から感覚を起こす働きを官能と呼ぶのなら、まさに官能的な作品だと言えるだろうが、幻想的かつ詩的な色合いを持つ作品という印象の方が強い。
似たような境遇から姉妹愛のように、逢うべくして逢った二人の愛の行き着く先は哀しくも衝撃的である。アンの肉親である気難しい植物学者の父親と直情的な軍人の兄。監督曰く、それぞれを権力とセックスの象徴として描いているとしたら、束縛から解放されて二人の生きる術、残された救いは、これしかなかったのかもしれない。そう信じなければ余りにも切ない。




危険な関係
販売元: アイ・ヴィ・シー

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この作品、オープニングのタイトル・ロールを観ただけで引き込まれてしまう。チェス盤のマス目に表れる俳優名とスタッフ名というおしゃれな映像とともにジャズ・ピアノが流れるオープニングが何ともかっこいい。音楽は誰がやっているかと見ると何とセロニアス・モンクではないか。おそらくオープニングのピアノはモンクだろう。そして、全編に流れるジャズ・ナンバーはアート・ブレイキーとジャズ・メセッンジャーズの演奏。ジャズ好きにはたまらない作品となっている。

さて、作品の方はというと、お互いの浮気を許す外交官夫婦が危険な情事をゲームのように楽しむなかで、夫が清楚で純心な人妻に出会い惹かれていき夫婦のゲームの規則が崩れていく様を美しく官能的にそしてスリル満点に描いた作品。ラクロの原作は官能小説のようなもので舞台は18世紀なのだが、映画の方は現代に置き換えられているので原題に1960(Les Liaisons dangereuses 1960)とついている。

この作品のジェラール・フィリップ演じる浮気な夫バルモンは5人の女性と結婚した監督ロジェ・ヴァディムとかぶる。そして、バルモンが恋するマリアンヌは当時の監督の妻アネット・ヴァディムが演じていて何ともかわいらしく、美しく、官能的に描かれている(だが、ラストの精神が不安定になったシーンは余分)。
一方、バルモンの妻ジュリエット演じるジャンヌ・モローは冷たい美しさが魅力で対照的に描かれていて良い。

そして、この作品は最近の映画よりも官能的にラブシーンが描かれている。当時は女性の裸体の露出は限定的であっただけに想像力を掻きたてるラブシーンは美しく官能的で欲情的なものになっている。
かっこいいモダン・ジャズのナンバーをバックに繰り広げられる危険な恋の駆け引きで誰に感情移入するかによって色々楽しめる奥の深い作品。今観ると一層良さがわかるのも不思議だ。





続・個人教授 <ニュー・プリント・スクイーズ版>
販売元: ポニーキャニオン

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君が、嘘をついた
販売元: カルチュア・パブリッシャーズ

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想像していたよりも、甘い恋愛映画ではありませんでした。虚言妄想の世界でした。

ザックが失跡してる時の経験を基づいて脚本を書いていくのですが、それが本当の話か分からない・・・。ザックが脚本を書いている裏では、友人がトラブルに巻き込まれていたのですが友情の話の方が良かったように思えます。

最初の方は話に入り込めませんでしたが、途中からだんだんおもしろくなってきました。暇な時になんとなく見るのをお勧めします。




パリは気まぐれ
販売元: アイ・ヴィ・シー

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あのアメリカを代表するセックスシンボル、女優マリリン モンローに唯一、対抗できた1960年代を代表するセックスシンボル、女優ブリジット バルドーが主演をした作品、共演をしているのは同じくお色気女優として活躍をしていた女優アニー シーラルド、バルドーはこの作品で都会暮らしを夢見る無垢な尼僧とセクシーな娼婦という役柄を演じています、当時、既に40代に突入していたとは信じられないプロポーションと小悪魔の様な美貌を維持しています、これまでにもセクシーな役柄に挑戦し続けていた彼女ですが、これ程までに裸体をさらした事はありませんでした、そういった意味でも観賞する価値は十分にありますね。




狂熱の孤独
販売元: アイ・ヴィー・シー

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