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トーマス・クラウン・アフェアー
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
日本で公開するのに「トーマス・クラウン・アフェア」と言われて、誰が興味を持つだろうか?
この映画は、スティーブ・マックィーンとフェイ・ダナウェイ主演の「華麗なる賭け」のリメイクを売りにしているのだから、それを宣伝しなくてどうする?と言いたい。
「華麗なる賭け」を賛辞する世代のほとんどが、今でもこのリメイクの存在を知らないだろう。
これは日本のメーカーの大失敗である。
「華麗なる賭け」は、日本では未だにDVD化されていないのが不思議なほどの傑作である。
海外ドラマ「24」でも使われたマルチスクリーンは、この時、初めて使われ、最高にスリリングな効果を引き出した。
ミシェル・ルグランが手がけた主題歌の「風のささやき」は今回のリメイクでもアレンジを変えて使われている。
本作では冒頭から、主人公のカウンセラー役でフェイ・ダナウェイが出てくる。
要するに、このリメイクはオリジナルに対する敬意であり、かつ挑戦なのだ。
シナリオは現代風にアレンジしてあり、ほどよいテンポで進む。
主演はピアース・ブロスナンだが、レネ・ルッソに感情移入させるシークエンスが多い。
フェイ・ダナウェイはどういう心境で、この映画に出演したのだろう。
作品は賛否両論だが、主人公が大女優のフェイからカウンセリングを受けているのは、全ては男の現実逃避から生まれた夢物語?……と捉えることもできる。それなら肩肘張らずに観ることができるし、フェイの出演理由もなんとなく理解できる。
チャンスがあれば、レンタルショップやテレビのロードショーで、オリジナルも鑑賞してもらいたい。
トーマス・クラウン・アフェアー
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
この映画の魅力は、投資銀行のオーナー経営者(トーマス)を演ずるピアースブロスナンが見せてくれる最高にセンスのよいリッチライフ振りにつきる。
:レキシントンアベニューのマンションの造作
:イギリス調に落ち着いたインテリア
:スーツの柔らかさとシャツのカラーロール
:競技ヨットの遊びっぷり
:グライダーでの休日
といったポイントで「は~」とため息をつかせながら、仕事でデモチした際など「やっぱもう少し頑張って何とか年収を億まで届かせよう」という気になる。
あと音楽がサイコー。
旧作はミシェルルグランが音楽を担当していて、これもまたサイコーなのだが、近作の力の抜けた金持ちぶりによくマッチする洗練された音楽であった。で、サントラも買ってしまった。
映画の筋としては、まー何というか、フツーに楽しめる程度なのだが、リッチライフ振りを自分への気付け薬にするためと後はBGM的に流すために買いました。
良いですよ。
トーマス・クラウン・アフェアー
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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邦題『華麗なる賭け』の再映画化。題名はオリジナルの原題。スティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウェイや映像が余りにかっこよく誰がリメイクしても越えられぬ。私はリアルタイムでなく衛生放送で観てそう思ったから、かなりの名作。ただ後で考えてみるとマックイーンは泥棒は似合うけど大富豪は似合わない。妙に生活感が漂う俳優。役柄はピアース・ブロスナンは合っていると思うが、なんせレネ・ルッソが野暮ったい。もっとシャープな都会的な女優を使うべきだ。日本ならちと古いけど倍賞美津子や桃井かおりや大楠道代に似合う役。今ならアンジェリーナ・ジョリー。なのでオリジナルのDVD化希望。ハンパなくかっけ〜。
トーマス・クラウン・アフェアー
販売元: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
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リメイク版がDVD化されているのに、本家本元スティーブ・マックイーンの『華麗なる賭け』がDVD化されていないのはどうしてなんでしょうか。
リメイク版のDVDに特典として1968年版の予告編もついてたみたいですが、やはり本編を見比べてみたいです。
トーマス・クラウン・アフェアー [MGMライオン・キャンペーン]
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
彼の良さが十分に発揮された作品ですね。音楽、映像ともに都会的で娯楽映画としては最高のデキではないでしょうか。007も彼の作品が好きな人にはそれ以上に楽しめる作品だと思いますよ。
キートンの恋愛三代記
販売元: アイ・ヴィー・シー
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キートンの長編一作目。「いつの時代も愛だけは変わらない」というテーマで、原始時代、ローマ帝国、現代の3つの時代を平行して描いています。ひとりの女性をめぐってはりあうふたりの男、ストーリーはそれだけ。もちろん、グリフィスの大傑作(でもコケた)『イントレランス』のパロディです。
ゴルフに興じる原始人、馬車で駐車違反をとられそうになるローマ帝国の若者、あまりにアホらしいベン・ハーもどきの競走シーン、アメフトの試合でこわれてしまうキートン…と、こまかーいギャグの数々がいちいちツボにはいる。特に好きなのは、片思いの彼女とライバルの仲良さそうな姿を見て現代のキートンがヤケ酒を飲むシーン。「へんっなんだってんだよっ」って感じで徐々に酔っていく表情がキュートすぎ。
映画は、3つの時代が完璧な対称構造をなしていて、同じモチーフをくりかえすのが好きなキートン監督らしい。緻密な論理でつくられた後年の傑作の数々へむかうための、習作的な一本だとも言えるでしょう。
ところで最近欧米(アメリカのKino社やイギリスのNetwork社)ではリストアされた版のDVDが発売されており、『恋愛三代記』についても日本で流通している映像で欠落しているシーンを欧米版では観ることができます。一刻も早く世界基準のキートンを日本でも観られるようになればよいのですが。
愛の泉
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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愛の泉
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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愛の泉 スタジオ・クラシック・シリーズ
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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ホウ・シャオシエン監督 『百年恋歌』
販売元: 竹書房
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「花様年華」を見た後だったのが悪かったのか、ぬるい作品に思えた。
映画全体を貫く美意識を感じない。中だるみというか、退屈してしまう部分が何度もあった。
タイトルも作品と微妙に合っていない気がする。