DVD／ビデオ 775872 (17)
戦場にかける橋 復元版 [SUPERBIT(TM)]
販売元： ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
列車の橋ごと爆破は、既に南北戦争を題材にサイレントの時代にＢ・キートンがやっている。この映画一般には雪舟とギネスの男のドラマといわれている。が実際はそうではない。ましてやクワイ河を舞台にしたジャングルの映画では毛頭ない。Ｄ・リーンの真意は他にある。ジャングルの熱気に紺碧の海の清涼感を不意に導入すること、むさ苦しい男の映画にブロンドを定着させることに頑ななまでに固執したこと。そのために、特異なｷｬﾗｸﾀｰであるＷ・ホールデンを起用した。Ｗ・ホールデンが作中ブロンド美人と海で戯れる場面を思い出していただきたい。これは物語上の必然ではない。従って何かの間違い程度に見過ごされるが、Ｄ・リーンの中では推測だが、映画はここで終わっている。真のストーリーは、一人の伊達男がいかにジャングルから脱出し海辺まで辿り着いたか、である。この倒錯した作風を隠蔽するためにリアリズム作家を演じているに過ぎない。このことを映画史は誇りにすべきである。
遠すぎた橋 特別編
販売元： 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
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この映画がロードショーされた当事は、評判がイマイチでした。日テレが「木曜スペシャル」という番組で、メイキングを特集していた（本ＤＶＤ附属のメイキングとは全く別物）のも覚えいています。なぜイマイチなのかといえば、複数の橋の攻略がメインのため、一回見ただけでは何処がどこかわからなくなってしまう（アーンネム・アイントホーフェン・ナイメーヘン等の判別ができない）という理由です。日テレでオンエアされた時は、わざわざ橋の位置を示すテロップをだしていたほどです（本ＤＶＤには日本語訳もありますが、このテロップはありません）。ですがＤＶＤだと初めての方でも何回でも繰り返し見れるので問題はないでしょう。
メイキング版でも触れていますが、実際にこれだけの火薬（爆弾もどき）を使用する映画はもう作れないでしょう。それほどに、規模が大きい作品といえます。ＣＧもいいですが、やっぱりナマは違う！また、フロスト中佐本人も演技指導を行っていたといいますから、これまた感動ものです。
もうひとつ、個人的に配役で気になっていることがありました。ギャビン准将にライアン・オニールが扮しているのですが、将軍としては、あまりにも若すぎるのではないかと感じたからです。しかし原作の「A BRIDGE TOO FAR」等を読んでわかったことは、米陸軍において当事としては最年少で将軍（確か37歳でなったとか、間違っていたらごめんなさい、ただ30代後半で将軍になったのは間違いない）になったとのことで、配役において何ら問題なしということもわかりました。興味があれば併せて本を読まれることをお勧めします。私の大好きな作品の中の一本です。
遠すぎた橋
販売元： 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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遠すぎた橋
販売元： 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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遠すぎた橋
販売元： 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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まず、オールスターキャストがすごい。どの俳優も一人で主役を張れるメンバーばかり。名演技が光ります。現在でも活躍している人も多いです。後半に登場する紅一点のリブ・ウルマン
がやさしい母親を熱演しています。とてもきれいです。
そして、圧倒的な物量がすごい。本物の車両を数多く使用しています。
ブラウニング中将の最後の一言が、戦争の空虚さをよく伝えていると思います。
遠すぎた橋
販売元： 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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遠すぎた橋 特別編
販売元： 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
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１９４４年９月、連合軍がオランダのアルンヘム攻防戦で敗色濃厚なドイツ軍の戦力を過小評価したために、連合軍が敗北する激戦と悲劇の空挺部隊などを壮大なスケールで描く、１９７７年製作・「リチャード・アッテンボロウ監督」の傑作戦争映画。
【連合軍のノルマンディ上陸作戦によりドイツ軍はオランダより撤退を開始した。連合軍司令部は進撃を開始するため、空からの攻撃「マーケット」・陸からの攻撃「ガーデン」の大作戦『マーケット・ガーデン作戦』を敢行するが・・・・・・。】
激戦の中で少数の部下と共に最後まで孤軍奮闘するフロスト中佐「アンソニー・ホプキンス」を始めとして、「ショーン・コネリー」・「ジーン・ハックマン」・「マイケル・ケイン」・「ジェームズ・カーン」・「ロバート・レッドフォード」など豪華男性オールスターキャストで描く、輸送機の出撃と空挺グライダーの曳行・空挺部隊の降下と空挺グライダーの強行着陸・英軍空挺部隊と独軍地上部隊の戦闘・ドイツ軍の包囲下での苦戦・多数の犠牲者を出しての脱出などの展開は壮絶で圧巻！
・・・とは言え、各地の進撃・激戦の戦闘などの全貌を余りにも壮大なスケールで描いた為、随所に描く展開の流れにイマイチ困惑？
事前に「マーケット・ガーデン作戦」の「予備知識」が、必要になると思うが・・・・・・。
（余談：１９５６年・イギリス製作・実戦に参加した兵士達が出演者でドキュメンタリータッチ風で描く、「邦題：第一空挺兵団」などがあります。ＤＶＤ発売に期待！）
遠すぎた橋 (ベストヒット・セレクション)
販売元： 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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敵を侮り、楽観的な計画を立てた司令部の命令により、多くの将兵が苦戦を強いられる。
最後に、立案した将軍の捨て台詞は怒りを超えて苦笑がでる。
東西を問わずこういう高級官僚がいるから兵士は無駄死にをするのですね。
負け戦を描く作品って、センチなものになりやすいけど
この作品にはないです。
それが、この作品が「名作」と呼ばれる所以であろうか？
遠すぎた橋 アルティメット・エディション
販売元： 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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通常版とどちらを購入しようか迷ったあげく、両方購入。理由は日本語吹き替え。通常版はTV放映当時の吹き替えですが、未収録の部分でいきなり英語に切り替わり雰囲気ぶち壊し。変なナレーションが時々入るのも気に入らない。吹き替えの台詞も、すごく古臭い。日本語吹き替えも楽しみたい人はアルティメットエディションを購入したほうがよい。ショーン・コネリー他有名俳優たちは実際の人物に似た配役になっているそうだけど(ロバート・レッドフォードは例外だ)特に、元気なホロックス中将役エドワード・フォックスは外見も性格も実在の中将そっくりに演じている(コーネリアス・ライアン著−遥かなる橋を読んで納得。) 映像特典の音声解説は脚本のウィリアム・ゴールドマンとスタッフだが、自分の苦労話ばかりで映画の参考にはならなった。ビジョン・トリビアはシーン毎の歴史的な補足説明だけでなく、登場人物の個人的な逸話があり面白かった。アッテンボロー監督のインタビューも良かった。何度も見たい大好きな映画だ。テーマ曲が心に響く。
遠すぎた橋 アルティメット・コレクション
販売元： ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
第2次大戦における連合軍最大の敗北である『マーケット・ガーデン作戦』を連合軍側の視点で描いた作品。
功名心にはやる一部軍高官の発案した無意味かつ無謀な作戦は、現場指揮官達の懸念どおり部隊間の連携が破綻、孤立した部隊が各個撃破されるという最悪のシナリオで幕を閉じる。しかし無能な作戦立案者達は誰も責任をとらなかった。その無責任さの象徴が作戦参謀の『あの橋は遠すぎた』という台詞であり、他人事のように語るその姿に言いようのない怒りがこみ上げてくる。
監督が特典映像でも語っているようにこの映画の一番のメッセージは『反戦』であるが、あえて負け戦を題材に選んだことで現代社会にも依然として残る「無責任」な体質に対する優れた批判になっている。