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DVD/ビデオ 775872 (28)



砂漠の鼠
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






鬼が来た!
販売元: ジェネオン エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

始めてこの映画を見たときは、確か高校に入りたての頃でした。
冒頭で日本国旗が写り始め、モノクロで始まるその映画は、従来の戦争映画とは違い、
圧倒的なリアリティを纏っていて強烈な衝撃を受けたのを今でも覚えています。
 舞台は日本軍占領下の中国の寒村です。「私」と名乗るなぞの男が、村人である主人公に
二つの麻袋を預けます。それぞれの袋には日本兵と通訳が入れられており、
「私」は、それを晦日まで預かるよう脅し、去っていきます。主人公は村人達を集め
日本兵をどうするかを相談します。なんせ村人達の住む村はすぐそこに日本海軍の砲塔が建つところです。
日本兵を家に置いていることがバレたらどんな目に合うか分かりません。
かといって日本兵を日本軍に渡したら「私」の復讐もあるかもしれない。
喧々轟々、話しあうあげく、晦日までに2人を隠しておこうということになります。
しかし麻袋の中の日本兵(香川照之)は、村人に惨めに捕らえられていることを恥じてこう叫びます。
 「一刻も早く俺を殺せ!!!」
 占領下という枠組みの中の共同体に突如として放り込まれた異物は、村人を翻弄させ、
時にはある種の仲間意識を共有し、一定の和解を生み出しますが、しょせんは異物。
ある領域に踏み込んだことをきっかけに、それは突如として鬼へと豹変します。
村人達はそのとき初めて自分達が、人間の狂気の世界へと放り込まれてしまったことに気づくのです。
 残酷な映画ですが、戦争の一面をしっかりと何の思想的な部分もなく率直に描いていて、
従来の反日映画とは一線を画しています。それゆえにラストのカットはある意味、見る人に様々な解釈を思い起こさせるかもしれません。
 なぜ主人公は最後に笑ったのか? 
もしかしたらこの映画における悲劇も、裏を返せばいつでも喜劇にもなりえることを示唆しているのかもしれません。





アンネの日記
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アンネ役には同い年でアムステルダムに住んでいたことがあるオードリー・ヘップバーンも
候補に挙げられていたが、オードリー自身が辛い過去を思い出したくないという
理由で辞退したというエピソードは有名です。。そういえば、オーディションで選ばれた
ミリー・パーキンスは、どこかオードリーの妖精のような美しさと、若き日の
エリザベス・テイラーに似ているチャーミングな役者ですね。

屋根裏に2年間も隠れ住んでいたという事実を『アンネの日記』によって明らかになり、
この世に知れ渡ったことは実にラッキーであったが、アンネたちだけではなく、
その当時はヨーロッパ中で同じ運命を共にしたユダヤ人がいたことを忘れてはいけない。

ただ、我々日本人が『アンネの日記』に感銘を受けることは少し気が引けることもあるが、
戦後の戦争を知らない多くの世代には是非観てほしい作品です。

ファンーダース夫人役のシェりー・ウィンタースは同じくジョージ・スティーブンス
監督の『陽のあたる場所(1951)』でアカデミー助演女優にノミネートされた女優で、
今作では見事助演女優賞を受賞している。そして、ペーター役のリチャード・ベイマーと
いえば、アカデミー賞10部門を受賞した名作『ウエストサイド物語(1961)』の
トニー役で一世を風靡した2枚目男優でした。

それにしても男優ジョセフ・シールドクラフトのオットー・フランク役は素晴らしいの
一言。どこまで実在と似ているかわからないが、おそらく彼なしでは2年間も隠れることは
不可能であったと思う。

3時間におよぶ長編作ですが、緊張するシーンの連続で観ている側としても、なんとなく
音をたてないように息を殺して観てしまった。とにかくラストシーンでおもいっきり
泣いてください。アンネの短い生涯が悲しみ誘うというより、2年間の屋根裏部屋での
生活を一生懸命に生きたアンネに深い感銘を受け、人間の生きる勇気とお互いの
素晴らしい人間愛を知ることができたアンネは幸せだったと思う。

最後は捕虜収容所で病気(おそらくペスト)でこの世を去ったと聞いているが、
父親のオットーだけが生存したことが、彼にとってどんなに辛いことだったでしょう。
解放されたあと、その家に戻ることがどんなに辛かったか、その時は、アンネは
まだどこかで生きていると信じていたんですね。




アンネの日記 スタジオ・クラシック・シリーズ
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アンネ役には同い年でアムステルダムに住んでいたことがあるオードリー・ヘップバーンも
候補に挙げられていたが、オードリー自身が辛い過去を思い出したくないという
理由で辞退したというエピソードは有名です。。そういえば、オーディションで選ばれた
ミリー・パーキンスは、どこかオードリーの妖精のような美しさと、若き日の
エリザベス・テイラーに似ているチャーミングな役者ですね。

屋根裏に2年間も隠れ住んでいたという事実を『アンネの日記』によって明らかになり、
この世に知れ渡ったことは実にラッキーであったが、アンネたちだけではなく、
その当時はヨーロッパ中で同じ運命を共にしたユダヤ人がいたことを忘れてはいけない。

ただ、我々日本人が『アンネの日記』に感銘を受けることは少し気が引けることもあるが、
戦後の戦争を知らない多くの世代には是非観てほしい作品です。

ファンーダース夫人役のシェりー・ウィンタースは同じくジョージ・スティーブンス
監督の『陽のあたる場所(1951)』でアカデミー助演女優にノミネートされた女優で、
今作では見事助演女優賞を受賞している。そして、ペーター役のリチャード・ベイマーと
いえば、アカデミー賞10部門を受賞した名作『ウエストサイド物語(1961)』の
トニー役で一世を風靡した2枚目男優でした。

それにしても男優ジョセフ・シールドクラフトのオットー・フランク役は素晴らしいの
一言。どこまで実在と似ているかわからないが、おそらく彼なしでは2年間も隠れることは
不可能であったと思う。

3時間におよぶ長編作ですが、緊張するシーンの連続で観ている側としても、なんとなく
音をたてないように息を殺して観てしまった。とにかくラストシーンでおもいっきり
泣いてください。アンネの短い生涯が悲しみ誘うというより、2年間の屋根裏部屋での
生活を一生懸命に生きたアンネに深い感銘を受け、人間の生きる勇気とお互いの
素晴らしい人間愛を知ることができたアンネは幸せだったと思う。

最後は捕虜収容所で病気(おそらくペスト)でこの世を去ったと聞いているが、
父親のオットーだけが生存したことが、彼にとってどんなに辛いことだったでしょう。
解放されたあと、その家に戻ることがどんなに辛かったか、その時は、アンネは
まだどこかで生きていると信じていたんですね。





販売元: アイ・ヴィ・シー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 1945年4月27日の実話をもとに映画化されたとエンディング表示がありました。事実なのか脚色なのかは不明ですが、この手の映画には「7人」という設定が多いと感じます。「プライベート・アイアン」は「8人」でしたが、この映画の影響をかなり受けているのでは、と思うようなシーンが結構ありました。こんな素晴らしい映画を今まで知らなかったとは…。1959年製作とは思えない完成度の高い作品で、戦争映画ファン必見です。





販売元: アイ・ヴィ・シー

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実にシンプルな“橋”というタイトルだが、物語は名も知れないある小さな町の、小さな橋での出来事を綴ったものである。1959年の独映画でモノクロの作品だ。観た後に、何とも名状し難い余韻が残る…

「公式記録が残っていない」と物語の最後に告げる型で、フィクションであることを示しているが、作品には戦争の時代の狂気じみたものと、その中の普通の人々というものが、濃密に詰まっている感じがする。『史上最大の作戦』のような“壮大な叙事詩”という流れで人々が描かれる作品ではないが、或る意味では、こちらの方が「訴えるもの」が大きいような気がする…主人公の少年達の年頃、どんなことをして、何を考えていただろうかと、考えてしまうものがあった…




特攻大作戦
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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特攻大作戦
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

40年前の1967年に製作された、戦争を題材にした映画であるが
通常の戦争映画とは多少趣を異にする映画である。

出世やアピールよりも実情を重んじる硬派のライズマン少佐が
重罪で死刑、長期刑の囚人12人(オリジナル題名Dirty Dozen汚れた12人)を鍛え直し、
第二次世界大戦の終末ナチスドイツからヨーロッパを開放したD-DAY
ノルマンディ上陸作戦につながる極秘作戦を決行すると言う物語である。

最初はバラバラで少佐の言う事など聞かなかった12人が
少しずつ仲間意識を持ち、少佐を信頼し、チームとして周りの軍隊以上の動きを見せるようになる。
と言うか、少佐が非常に頭が切れ、12人それぞれの特性を生かし、
チームとして結束していくように仕向けるのが妙技である。

ただ40年前の映画と言う事もあるのか、現代の汚いひねくれた社会風紀とは異なり
軍隊にしても、囚人と言えども、非常に真っ正直でタフでシンプルである様に感じる。
正直Dirty Dozenよりも、現代社会は汚れてひねくれているように思う。

当時の真っ正直な時代、人物背景と堅気の音楽とマッチし、ユーモアも盛り込まれ見ていて気持ちがよい。

ただ終盤までのチームとして結束していく場面は心地良く見られるが、
最後の特攻作戦では、敵と言えども女性も含めて残酷な殺し方を平気でする場面は
非常に痛ましいものがある。

敵がナチス・ドイツ軍のため、ヒトラーが行った惨殺に対しての報復を示唆しているのだろうが、
このあまりに残酷な場面と、愛着を持ち始めた汚れた12人が戦闘で死んでいく様で
やはり戦争映画だったと言う事を痛感させられる。

ナチスドイツ掃討につながる作戦で、彼ら12人は本来は英雄として奉られるはずが、
囚人の極秘作戦など表に出るわけもなく、それが更に12人に対する切なさを募らせる。

ただいずれにしても、当時この映画が製作された真っ正直な時代、
ロバート・アルドリッチ監督と戦争の壮絶さに鬼気迫る演技を見せてくれた時代の名優達に敬意を表さずにいられない。

p.s 余談だが、ライズマン少佐を演じるリー・マービンはどことなくクリント・イーストウッドを思わせる。
またウォーデン将軍演じるアーネスト・ボーグナインは、ルノー/日産のカルロス・ゴーン社長にどことなく似ている様に思える。




特攻大作戦 スペシャル・エディション
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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<元気コメント>
 ほとんど死刑、長期の受刑者ながら、男同士の世界で生まれた奇妙なチームワークと、それを見守るリーダーの生き方にエールを送りたくなります。




特攻大作戦
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

40年前の1967年に製作された、戦争を題材にした映画であるが
通常の戦争映画とは多少趣を異にする映画である。

出世やアピールよりも実情を重んじる硬派のライズマン少佐が
重罪で死刑、長期刑の囚人12人(オリジナル題名Dirty Dozen汚れた12人)
を鍛え直し、D-DAY・ノルマンディ上陸作戦につながる極秘作戦を決行すると言う物語である。

最初はバラバラで少佐の言う事など聞かなかった12人が
少しずつ仲間意識を持ち、少佐を信頼し、チームとして周りの軍隊以上の動きを見せるようになる。
と言うか、少佐が非常に頭が切れ、12人それぞれの特性を生かし、
チームとして結束していくように仕向けるのが妙技である。

ただ40年前の映画と言う事もあるのか、現代の汚いひねくれた社会風紀とは異なり
軍隊にしても、囚人と言えども、非常に真っ正直でタフでシンプルである様に感じる。
正直Dirty Dozenよりも、現代社会は汚れてひねくれているように思う。

当時の真っ正直な時代、人物背景と堅気の音楽とマッチし、ユーモアも盛り込まれ見ていて気持ちがよい。

ただ終盤までのチームとして結束していく場面は心地良く見られるが、
最後の特攻作戦では、敵と言えども女性も含めて残酷な殺し方を平気でする場面は
非常に痛ましいものがある。

敵がナチス・ドイツ軍のため、ヒトラーが行った惨殺に対しての報復を示唆しているのだろうが、
このあまりに残酷な場面と、愛着を持ち始めた汚れた12人が戦闘で死んでいく様で
やはり戦争映画だったと言う事を痛感させられる。

ただいずれにしても、当時この映画が製作された真っ正直な時代、
ロバート・アルドリッチ監督と鬼気迫る演技を見せてくれた時代の名優達に敬意を表さずにいられない。

p.s 自分はこの時代の俳優達を良く知らないが、
ライズマン少佐を演じるリー・マービンはどことなくクリント・イーストウッドを思わせる。
またウォーデン将軍演じるアーネスト・ボーグナインは、ルノー/日産のカルロス・ゴーン社長にどことなく似ている様に思える。


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