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DVD/ビデオ 775872 (76)



魔王
販売元: 日活

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

『ブリキの太鼓』に匹敵するシュレンドルフの力作。ジョン・マルコヴィッチとしても畢生の名演であり、この映画俳優が現在一頭地抜き出た存在であるあることを確信させるものがある。
今後この寡作の監督には、たとえばフランスのコラボラトゥールの知識人を題材にした作品を撮ってもらいたい。フランス人ミッシェル・トゥルニエの原作を映画化したところからも、その方向性が模索されているのではないだろうか。常に民衆の物語を描いてきたシュレンドルフであったが、テーマとして<ナチスに協力した知識人>を描けるのは他にはいないと思われる。




アフガン零年
販売元: アップリンク

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

星5つです。

作品の内容については他のレビュアーの方がたくさん書かれているので、ここではこの映画を観るための最低限の前提知識を書きたいと思います。

タリバン政権下のアフガニスタンでは、女性は多くの権利を制限されていました。
まず、女性だけで外出することを禁じられていました。
また、学校に通うことを禁じられていました。
さらに、仕事に従事することも禁じられていました。
それゆえ戦争などで夫や息子などの男手を失った家族は、収入の道を絶たれ、物乞いになるか飢え死にするしかありませんでした。
このような状況が、映画の冒頭シーンでの
「私たちに仕事を。これは政治活動ではありません。ただ”ひもじい”のです」
という女性たちのデモや、
「この娘が男の子だったなら・・・」
という主人公の母の言葉の背景にはあります。

悲しい映画です。甘い夢や希望を見せてはくれません。
しかし救いがないわけではありません。
それは映画の中ではなく、DVD特典の中に見つけることができます。

ぜひ手にとってみてほしい1本です。





カラーで記録した第2次世界大戦 アメリカ編 DVD-BOX
販売元: NHKエンタープライズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まず、このDVDで注意して頂きたいのは、再生するといきなり英語で音声が出てきて驚く。
これはNHK側が悪いのか、DVDプレイヤー側が悪いのかはわからないが機械に弱い世代には配慮の足りない点であると思う。
しかし、心配はご無用である。
ちゃんと音声選択をすれば大丈夫である。

このDVDは戦前という一見モノクロと思われがちな世界をカラフルな総天然色で映し出す。
これは誰もが戦前のカラーフィルムを見たときに言うことだが「戦前と現代はつながっている。」ということが確信できる。

これは中学校あたりの歴史公民の時間に是非教師が子供に見せるものであろう。
そうすれば「戦前」を過去の時代と思うことはなくなるだろうし、歴史への興味も抱くようになるだろう。






カラーで記録した第2次世界大戦 アメリカ編 最終回 太平洋での戦い 1943-1945
販売元: NHKエンタープライズ

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米軍が硫黄島上陸前に行った艦船による銃砲撃の凄まじさには心底驚きます。島の形状が変化するほどの攻撃。呆れるほどの砲弾の嵐。そして陸に向かう上陸用舟艇の数に二度驚く。なんたる物量か・・・と島側の日本兵は呆然とした事だろう。アメリカ海兵隊にとっても稀にみる激戦となったこの硫黄島戦の様子がカラーで確認できたのは収穫だった。

沖縄戦では、撃墜される日本軍機や、艦船に体当たりし爆発する特攻機のカラー映像があります。被弾して火を吹きながらも長い距離を水平飛行し米空母に激突した日本軍機の映像を見た。私がテレビでのんびり見ているこの爆発の瞬間に我々の同胞が確実に四散していると思うと名状し難い心境になる。これはやはり同じ血が流れている証拠だろうとも思った。今の若者たちにもこの映像を見せてやりたい。きっと何かを感じてくれるはず。

東京大空襲、原子爆弾と続き、ミズーリ艦上での降伏文書調印式の映像で終わります。アメリカ側の視点に立ったフィルムですので、我が日本軍はほとんど登場しませんでしたが、やはりカラー映像としての資料価値は非常に大きいと思う。

この最終回は購入しても損はしないと思います。オススメです。





PACIFIC&KAMIKAZE WAR -日米太平洋戦記-
販売元: スバック

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ベルリン陥落
販売元: アイ・ヴィ・シー

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戦火のかなた
販売元: アイ・ヴィ・シー

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 ビデオデッキも無い幼少の頃、新聞のテレ版の映画紹介欄でこの映画を知ったのですが、悔しいことに親とのチャンネル争奪戦に敗れてしまい、観ることができませんでした(当時この経験を幾たび繰り返したか)…。それから何年もたってやっと観ることができたのが、この映画。長年待ったことだけあって感動もひとしおでした。

 渋いイタリア戦の映画といえば、“無防備都市”や“○○将軍”(←作品名ど忘れ)などがありますが、この映画はオムニバスということもあって、短編小説を読むがごとく小気味よく-時には悲しみを湛え-緩急よく話が展開し、作品を追う度に幾つかの微笑や涙、悲哀に出会うことができるでしょう。娼婦の話、黒人兵と少年の交流、フィレンツェでの激戦…そして、ポー川での凄惨かつ無慈悲なパルチザン戦…。
 モノクロのせいもあって心に残る佳品の一つとなっています。




戦火のかなた
販売元: アイ・ヴィ・シー

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突撃
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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この作品は第一次大戦のフランスとドイツの戦いを描いたものです。
特に西部戦線(フランスが主ですが、ロケ地は総てドイツで行われた)
における壮絶な塹壕戦は多くの戦死者を出し、マシンガンや砲撃などの
近代兵器が威力を誇った戦いであった。

フランス軍の塹壕内での兵士達の様子がかなりリアルにとらえられていて、
最近のCGによる戦争映画よりも見ごたえがあった。突撃によって相手の陣地を
攻略する戦法は第二次大戦の日本軍同様に多くの犠牲者が付き物ですが、
それでも命令に背くことは軍法会議にかけられ銃殺刑という結果が待っている。

実際に当時のフランス総司令官ジョッフルなどは独裁といわれたぐらいの
強い権力を振るった。その辺の将軍らの絶対的な権力がかなり力強く描かれていた。

特に銃殺刑にされる3人のフランス兵のシーンはこの作品のハイライトと
言えるぐらいの緊迫感があった。

ラストシーンでドイツ人女性歌手が大勢のフランス兵を前にして涙を流しながら唄い、
次第に兵士たちも涙を誘いながら口ずさむところがこの作品が反戦映画と
言われる所以でしょう。

名優カーク・ダクラスの正に不屈の戦争映画です。




突撃
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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寡作の人キューブリックですが、作品のテーマは一貫して「狂気」です。

軍隊内部を丁寧に描き、戦争における最大の敵は、身近な人間の狂気であることを訴えます。

後半の軍法会議は、法廷モノとしても楽しめるつくりになっているのが キューブリックらしくて心憎い。

キューブリックの映画は 救いようがなかったり、ブラックなクライマックスを迎えるものが
ほとんどなのですが、この映画では ラストに一筋の光明が見えます。

ラストに出てくる女性が 後にキューブリックの妻になる、と聞いて納得。

ちなみに、キューブリックは初期の作品の方が 具体的なストーリーをもっているのでわかりやすくてお勧めです。


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