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和書 兵器・戦闘機 (39)



ドイツの火砲―制圧兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

大戦間から第二次大戦末までのドイツ火砲について、簡潔かつ体系的によくまとまった本書だと思います。
ただし、写真の類は最小限なので、模型趣味の参考としては物足りないかと思います。むしろそれぞれに火砲の背景を知る為の良書といえましょう。




ドイツの傑作兵器駄作兵器―究極の武器徹底研究 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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光人社の「傑作兵器駄作兵器」シリーズはタイトルから連想される内容とは異なり、珍兵器・試作兵器・マイナー兵器を取り上げた書籍であり、本書もその例に漏れない。
取り上げている兵器はそれなりに面白いのだが、著者の力量がそれに見合っていない。事実誤認は多いし、外国語表記はおかしいし、文章そのものも素人っぽい。これだけ雑な内容だと面白い部分も信用できるのか疑問に感じてしまう。ちょっときちんと下調べをするだけで、それも一般的な市販書で調べるだけでも随分違ったレベルにできたと思うのだが。
他のレビューで「マニア向け」とか「ドイツの兵器が好きな方向け」などと評されていますが、そういう人は普通こんな本は読まないと思うし、読んだら腹が立つと思う。




続・ドイツの傑作兵器 駄作兵器―究極の武器徹底研究 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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ドイツの小銃拳銃機関銃―歩兵兵器の徹底研究 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ドイツの銃火器については、人気の割りに日本語の専門書は少ないので、貴重な資料であるのは間違いのないところです。ただ、細かな誤りも多く注意が必要です。特に小銃ファンの私には小銃・狙撃銃の内容に不満が残ります。一例を挙げると、未だにKar43をGew43の短縮型と捉えていること。これは、実射を楽しむ愛好家の多い米国では現在完全に否定されています。何かについて知りたいと思ったらできるだけ多くの文献を当たることは鉄則ですが、この本も例外ではありません。




日本の傑作機―図説・飛行機事典 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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戦時中の軍用機が収録されています。イラストつきです。また、各機のカタログ・データが書いてあります。この本のすごいのは、開発が中止された機体や、諸外国から日本に輸入された機体、戦争中、捕獲した機体、練習機まで、網羅されています。著者は、飛行機少年が見る図鑑と言ってますが、私には相当マニアックな本に読めました。海戦の戦記を読んだりするときに、どんな機体が使用されたのか今まで想像できませんでしたが、これを読んでイメージがつかめました。私は1ページ目から通して読みましたが、図鑑的な使い方もできると思います。




日本軍兵器の比較研究―技術立国の源流・陸海軍兵器の評価と分析 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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ヒトラーの戦艦―ドイツ戦艦7隻の栄光と悲劇 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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いまいちマイナーで日の当たらないドイツ海軍だが、意外と邦訳は出ている。その中でも本書は、7隻の戦艦に的を絞って叙述しているのがユニークである。
日本の戦艦は隻数だけは多いが、太平洋戦争ではほとんど活躍できずに終わった。例外と言っていいのはヘンダーソン飛行場砲撃くらいか。
ドイツの戦艦も同じく負けはしたのだが、そのドラマチックさは日本の比ではない。開戦直後のグラフ・シュペーの神出鬼没の活躍と無念の自沈から始まって、ビスマルクの勇壮ではあるが悲劇的な逃避行、相次ぐ犠牲を受け「フリート・イン・ビーイング」に切り替えフィヨルドに引きこもったティルピッツと英空軍との対決……と7隻の戦艦それぞれにドラマがあるのだが、それらを簡潔にまとめエッセンスを引き出した著者の達意の文章もすばらしい。
著者はほとんど批判めいたことを述べずただ淡々とありのままを描いてゆく。イギリス人は敗北を愛でると言うそうだが、行間から敢闘精神を発揮して惜しくも敗れたドイツ海軍将兵への尊敬と友愛が感じられた。
そのイギリス海軍は圧倒的優位に立っていたと思われがちだが、世界中に押さえの艦隊を張り付けねばならないため、それほど有利ではなかったようだ。
本書を気に入った方には、C.D.ベッカー『ドイツ海軍戦記』を奨めたい。同じくUボート以外のドイツ海軍の奮闘をつづったものである。




報復兵器V2―世界初の弾道ミサイル開発物語 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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V2そのものはもとより、ドイツのロケット開発の流れを総括してまとめた良書だと思います。特にこの本によって初めて知ったことも少なくありません。(例えば、フォンブラウン以外のロケット研究の黎明期の活動やオーベルトが戦時中にペーネミュンデで軍のロケット研究に関わっていたことなど)ドルンベルガーの著書の邦訳とあわせて読めば、知りたい情報の多くを得ることができるのではないかと思います。




本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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潜水艦とはどんな物かについて潜水艦長から見て記した良書。

また潜水艦乗りの性質がにじみ出ていて面白い。
1章では潜水艦そのものについて
2章では潜水艦の用法について
3章では日本海軍の潜水艦使用の実態について
4章では3章で述べられた事の分析
5章では海上自衛隊での潜水艦の現状をそれぞれ記している。

各章では非常に詳細に筋の通った分析がなされている上、分かり易く説明されている。
潜水艦乗りとしての粘り強く好機にあっては果断なところが出ているのだろう。

しかし各章を通してみた時に難点も浮かび上がる。
潜水艦乗りとしての粘着質な所、不満点がにじみ出てしまっているようだ。

例えば1章では
・潜水艦を誉めようとするあまりに全く正反対に近い性質を持つ戦略原潜と基本的には戦術単位である通常型の長所を同時に記載していて、
本来相反する部分を兼ね備えている無敵艦のように描かれている。
・潜水輸送のように3章で用いるべきでないと述べているにもかかわらず1章で長所として記される矛盾。
・潜水艦では難しい、正しい海軍には必須の「水上艦による海上阻止、護衛任務」の無視。
・戦略的価値について言っているのに駆逐艦の万能艦としての、安いため数がそろえられることの意義の無視。
・各国海軍事情に基づいて作られた潜水艦の良い所取り。

5章では
・「敵性海域に存在する遍在性」が売りの潜水艦が現在の日本の法制上どうあっても主役になり得ないこと。
・アメリカでの新たな用途、特殊部隊の浸透などには全く使えないこと。
・核アレルギーから原潜の所有が絶望的であること。
・周辺国全てが軍拡している中、日本のみが軍縮していて、そのため装備の更新が遅れている(特に今はMD予算が圧迫している)ため完璧なバランスの取れた一流海軍にはなり得ないこと。

等ダブルスタンダードや誇大表記、嘘ではないが都合の悪いことの隠蔽などが見られる。
普通に読めば潜水艦が、穿って読めば潜水艦乗りがよく判る、有る意味「深い」本と言えるかと。





間に合った兵器―戦争を変えた知られざる主役 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 「間に合わなかった兵器」の姉妹編。ぎりぎりの段階で開発・運用された兵器は、運用思想や技術前提が国ごとに違うことから、同類の兵器でも大きく違うものになる。技術と運用に焦点を持った戦史。ドイツ戦車、防衛戦闘機ハリケーン、隼、上陸用舟艇、レーダー、ペニシリンが取り上げられる。
 技術開発の要点を示す意味で、また平時への技術転用の経緯を知る意味で参考になる。技術者の常識として押さえておきたいところ。



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